2015.12.28

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イメージ画像:「Thinkstock」より

■「ビジョン」で見た三桁の数字が……!

 同じく体感による地震予知で知られる、ミッヒー氏という主婦ブロガーがいる。過去の記事で紹介しているように、ミッヒー氏は地震予知だけでなく、「ビジョン」や「予知夢」で未来に起きる出来事を的中させたケースも数多くある。自身のツイッターやブログ「ミッヒーのTweetBlog」で発表し、後に現実のものとなった例としては、韓国フェリー「セウォル号」の沈没、藤圭子氏死去、西之島新島の出現などがある。

 そんなミッヒー氏だが、過去の記事でも書いたように、ある3桁の数字が「ビジョン」として見えたことがあった。2012年5月23日に「『726』なんの数字かわかりません。日付? ナンバーズ3?」とツイートしていたが、その2カ月後の7月27日に抽選されたナンバーズ3の当選番号が、なんと「726」だった。ただし本人はナンバーズ3の数字かどうかわからなかったため、宝くじは買っていなかった。


■頭にひらめいた光景から……!悪魔牧師

 同じくネット上の有名人だが、ナンバーズ3を連続して2回も当てた人物がいる。自身のブログ「勝手に無題」で、予知夢によりさまざまな予言を行うケイン氏だ。過去には、某掲示板に予知夢を投稿しており、2014年の御嶽山噴火も予言していたとされる。ブログ開設直後の記事によると、ケイン氏は昨年12月11日に、「親父」「八甲田山」という言葉が頭に浮かんだので、ナンバーズ3で両者を語呂合わせした「084」と「853」を各1口ずつ、ボックスで買った。すると、「084」が当たったという。

 さらに直後の12月30日、同僚から「何か番号がひらめくか」と尋ねられたケイン氏。そこで前月に七五三で着飾った子どもを見かけた光景が浮かんだため、「753」と「023」(おにさん)を買ったところ、「753」が当たった。ナンバーズ3が当たる確率は、数字の並びを不問とする「ボックス」では1000分の6程度だが、2回続けて当たるとなると、これは途方もなく低い確率となるだろう。

 

 

■あの大予言者がパチンコで……!

 最後に紹介するのは、日本有数の予言者として知られる松原照子氏だ。すでにトカナでは何度も紹介しているので、説明は不要だろう。2011年2月16日のブログ記事などで、東日本大震災を世見(予言)していたとして一躍時の人となった。

 その松原氏だが、意外にも一時期パチンコで生活費を得ていたことがあるという。そのことは、学研よみものウェブ「ほんちゅ」に記されている。一般にパチンコで勝つには技術が重要な要素となるが、運も必要であることは間違いないだろう。調子が良い時には、光って見える台があり、そこに座って打ち始めると、必ずといってよいほど大当たりする。だが、負ける日が続く時には調子が落ちているというサインと判断し、しばらく休むそうだ。


 超常現象の研究を始めてから50年弱になる筆者だが、これまでさまざまな超能力者や霊能者と出会ってきた。その経験からいうと、大半の超能力者は、ギャンブルなど自己利益のためには超能力があまり働かないようだ。その原因だが、ひとつには「金を儲けたい」といった自我の働きが強まると、無意識レベルで超能力が働くのを妨げてしまうからだと思われる。

 だが、ここで紹介したような人々は、趣味のレベルだったり、生活していくために必要だということで、各人を援助している「見えない存在」が力を与えてくれるのかもしれない。たとえ優れた超能力者といえども、宝くじで高額賞金を獲得したというような話は、いまだかつて聞いたことがない。やはり、前述のような抑制の法則が働くのだろうか。自分の超能力を用いて大富豪になった人物がいないのは、以上のような理由によるのではないだろうか。