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最新版ノストラダムス2017年予言!災害、戦争、滅亡…ゾッとするような未来から世界情勢まで一挙公開
2017.01.01
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■中国が世界の経済的不均衡を正す……!?
画像は「EXPRESS」より引用
ノストラダムスによれば、アメリカに変わり世界のリーダーの座に昇りつめるのは中国。経済大国である中国の国際的な発言力は既に増大しているが、2017年は中国にとって大きな意味を持つ年になるようだ。
というのも、世界中に広がった経済的不均衡を改善するため、2017年中国が大胆な行動に出るようなのだ。具体的には何を指すのか非常に気になるところだが、予言によると、この“大胆な行動”により世界のリーダーという地位を確実なものにするようだ。
上のノストラダムスの2つの予言、「アメリカの失墜」と「中国の台頭」は対をなすものだろう。「アメリカの失墜」が予言のように決定的なものとなれば、中国がその座に取って代わったとしても何ら不思議ではない。というか、最も容易に想像できる程、中国は既に大国であり、あまり意外な感じはしないが、世界の経済的不均衡を改善してくれるなら喜ばしいことではないか。
■環境問題が第3次世界大戦の引き金に……!?
画像は「INQUISITR」より引用
さらにノストラダムスによれば、2017年、地球温暖化問題がこれまで以上に深刻化するという。さらに資源の枯渇が近付いているという危機感に伴い、各国間の対立が激化。最終的には戦争に至るというのだ。ノストラダムスはこれを“ホット・ウォー(暑い戦争)”と呼んでいる。この戦争では恐ろしいことに、生物・細菌兵器を使用したテロ攻撃が蔓延するというのだ。
恐ろしすぎる予言であるが、これも上記2つの予言同様、残念ながら既に兆しが見えているという。それというのも、ドナルド・トランプ次期大統領の環境破壊や気候変動に対するスタンスである。ビジネス界の成功者であるトランプ氏は、これらの問題を軽視しているというよりむしろ、気候変動そのものを認めていないようなのだ。その彼が大国アメリカの大統領に就任することにより、上のような悲惨な戦争の引き金になることを、ノストラダムスの予言書研究家たちは懸念しているのだ。
見てきたように、予言者ノストラダムスは、2017年世界情勢は大きく変わる、と見ているようだが、この年変わるのは世界情勢だけではないようだ。人間性といった精神面でも、重大な前進が見られるようで、これは希望の持てるポジティブな内容を含んでいる。
■世界各国でクリーン・エネルギーが導入されるなかアメリカは……
ノストラダムスによると、この年世界中の国ではこれまで以上にクリーン・エネルギーが採用されるようになるという。とりわけ太陽エネルギーは、多くの国で積極的に取り入れられるようになり、“エネルギー界の新王者”になるという。
太陽光発電は、太陽が生きていさえすれば石油などのように枯渇することがなく、また環境汚染のリスクもない。近年注目され普及しつつあるエネルギーであるが、2017年に世界中に広がり、いくつかの国では使用電力の大部分を賄うことができるようになるという。
この予言は、先の「地球温暖化の深刻化」と一見矛盾するようだが、むしろ環境問題が深刻化することによって、クリーンな新エネルギーへの転換が必要に迫られるようだ。資源獲得競争の激化が引き金となる“ホット・ウォー”も、クリーン・エネルギーの利用効率が向上すれば防げるかもしれない(予言されてはいるが)。また、トランプ氏の環境問題に対するスタンスは先に見た通りだが、このエネルギー転換はアメリカ以外の国で推進されるようで、これからの数年間アメリカのみ時代と逆行するエネルギー政策をとるようだ。
画像は「INQUISITR」より引用
画像は「EXPRESS」より引用
■商業宇宙飛行元年か!?
2017年は、宇宙産業にとっても飛躍の年になるようだ。ノストラダムスによるとこの年、商業宇宙飛行が本格的に開始されるというのだ。もちろん、宇宙飛行にかかるコストはまだまだ莫大な額になるが、宇宙に行ける可能性が一般市民にも開かれるという事実は、人類にとって大きな前進である。
「ヴァージン・ギャラクティック」社やイーロン・マスク氏の「スペースX」社のように、既に多くの企業が宇宙飛行の商業化に乗り出しており、一握りの富裕な民間人を宇宙空間に送り出している。2017年、宇宙観光業はより多くの市民に開かれるようになる、ということのようだ。
2017年に関する、ノストラダムスの予言をざっと紹介した。ゾッとするような絶望的な未来像も含まれていたが、彼の予言は不気味なほど正確に言い当てることがある反面、複数の解釈の仕方があることを忘れてはならず、聞いたままに全てを信じる必要はないだろう。しかし、彼が予言する2017年に起きることのいくつかは、既に起こっていたり、兆しが現れており、なんとも不気味な説得力を持っているのだ。今年は果たしてどんな年になるのだろうか。細菌兵器を使ったテロ戦争など、終末的でネガティブな予言が外れることを祈るばかりだ。
(坂井学)