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これが最新鋭だ!米海軍、マッハ6で弾体を発射する新型レールガン「ゲームチェンジャー」のプロトタイプを公開
2017年03月26日 ι コメント(89) ι 動画 ι サイエンス&テクノロジー ι #
米海軍が高ステルス性をもつ新型ミサイル駆逐艦にレールガンの搭載を推し進めているという話は以前にもお伝えしたが、その後も計画は着々と進められていたようだ。
現在、海軍はなんとマッハ6もの速度で弾体を発射する新型レールガンの試験を行っているのだ。政府の公式計画でも明かされていたプロトタイプらしき最新鋭の電磁加速砲、その名も「ゲームチェンジャー」の試験の様子が公開されていた。
U.S. Military's Electromagnetic Railgun Fires Projectile At 4,500mph
恐ろしい速さで広域をカバーできる新たなレールガン
米軍は最高速度マッハ6で軍艦から弾体(または砲弾)を発射できる新しいレールガン(電磁砲)、その名も「ゲームチェンジャー」の試験を行っている。
image credit:usnavyresearch/youtube
レールガンは、電流で発生する磁場を利用し、伝導体でできた2本のレールの間から弾体を加速して発射する装置で、化学的な推進剤などは必要としない。
image credit:usnavyresearch/youtube
大電流は自家発電と蓄電設備でカバー
しかしマッハ6、秒速およそ2000m超もの速度まで弾体を加速するには、非常に大きな電流を継続して流す必要がある。そのために消費される電力は途方もないものだが、米海軍はその電源を外部に頼らず、すべて艦でまかなうつもりだ。
image credit:usnavyresearch/youtube
大量に電気を消費するこのレールガンには、艦内の発電機と蓄電設備の2つの電源が用いられる。なお、蓄えられた電気は、極めて短い時間(パルス的)で蓄積エネルギーを放出する "パルスパワー" システムによって速やかに送られるという。
image credit:usnavyresearch/youtube
そして十分な電気を供給されたレールガンは、大電流から得られる磁場で弾体を加速し発射するのだ。
image credit:usnavyresearch/youtube
誤爆のリスクが少ない弾頭を使用
また砲弾にはキネティック弾頭が用いられる。これは強大な運動エネルギーを利用して爆発する構造のため、船上や地上での保管時もよほど特殊な衝撃がない限り爆発することはないという。
誤爆発の危険性も低く、広域を迅速にカバーできるこの長距離電磁砲の運用が可能になれば、実装した戦艦は広範囲に大きな破壊力をもたらすことができるのだ。
image credit:usnavyresearch/youtube
「ゲームチェンジャー」とは試合の流れを一気に変えてしまうという選手という意味があるが、海軍研究所は、この新しいレールガンこそが戦場における真のゲームチェンジャーだと考えているという。
Electromagnetic Railgun - First shot at Dahlgren's new Terminal Range
via:mirror・translated D/ edited by parumo
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