巨人は火星からやって来た人類の祖先だった!? 世界各地に残る巨人の痕跡!!
2015.11.29
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あなたは、かつてこの地球上に巨人が実在していたとする説を信じるだろうか? 「マンガ『進撃の巨人』ではあるまいし、ばかばかしい」と笑い飛ばしたくなる気持ちも理解できるが、巨人についての伝承は世界各地に残されており、それを裏づけるような発見も相次いでいるのだ。実際、巨人の存在を積極的に認める学者もいる。今回は、この地球に残されている巨人についての伝説と発見を、もう一度振り返ってみることにしよう。
■各地で出土する巨人の骨
これまで世界各地で巨大な人骨が多数発見されており、それらは有史以前もしくは人類と重なる時代に、身長2.4~10m級の人間が実在していたことを示唆している。以下にその一部を紹介する。
画像は「EWAO」より引用
・ 1891年、米国アリゾナ州で発見された巨大な棺の中に、3.6mもある巨大なミイラが発見された。
・ 1911年、米国ネバダ州ではインディアンの伝承が事実であったことを示すかのような身長2.3m以上のミイラが見つかった。
・ 1950年代後半、トルコで120cmもある人間の大腿骨が発掘された。
・ 1986年、メキシコのシトラル火山で、身長3.5mの人骨が生前使用していたと思しき石器とともに発見された。
■各地に残る巨人の伝説
人骨の出土ではなく伝説に注目すれば、世界各地に残された巨人に関する言い伝えは枚挙に暇がない。
キュクロープス 画像は「Wikipedia」より引用
・ ギリシャ神話には「ヘカトンケイル」、「キュクロープス」、「ティーターン」、「アルビオーン」など多数の巨人が登場する。なぜ、いにしえの人々はこれほど巨人に思いを馳せたのだろう。
・ ユダヤ教の聖典「旧約聖書」には、「ゴリアテ」、「ネフィリム」などの巨人が登場する。
・ 北欧神話の「霜の巨人(ヨートゥン)」、アイスランドの国章に描かれた「山の巨人」など、北欧には多数の巨人伝説が存在する。また、イギリスのアーサー王伝説にも「リトー」という巨人が登場する。
・ イヌイットたちの間には、心優しい極北の巨人「ツニート」の言い伝えが残されている。
・ 中国の神話に登場する、宇宙の創世神「盤古」、長人国に棲むという「長人」も巨人だ。
・ 日本の昔話にも巨人は数多く登場する。各地に伝わる「ダイダラボッチ」、南九州に伝わる「弥五郎どん」 、沖縄県伊江島の「カタンナーバ」、沖縄県佐敷町の天人「アマンチュ」なども、すべて巨人だ。
■目撃情報もある!!
発掘事例や伝承と比較すると数こそ多くないものの、巨人の目撃情報も各地に残されている。
・ 16~18世紀にかけて、南米パタゴニア地域に訪れたヨーロッパの船乗りや探検隊が身長3.7m以上の巨人族を目撃しており、探検家・マゼランによって「パタゴン」と名づけられた。
・ 2005年、マレーシアの熱帯雨林で多数の現地住民が体長3mを超える二足歩行の生物を目撃。残された足跡が60cmにもなることから、身長4m級の巨人ではないかと推定されている。
イメージ画像:「Thinkstock」より
■絶滅した巨人たちと人類との関係は?
このように、巨人の痕跡は世界各地に残されており、彼らが存在した証としか例えようのないケースも多いが、それらを踏まえて「人類祖先巨人説」というユニークな見解を述べているのが、イギリス人考古学者のレイモンド・ドレイクである。
ドレイクによると、巨人はもともと火星に暮らしており、宇宙規模の激変によって地球に逃げてきた者たちなのだという。しかし、大気や放射線をはじめとする地球環境の激変で身体に影響が及び、長寿であった寿命が短くなり、現在の人類の姿になったというのだ。
神話における巨人たちは、人間というよりも天界と人間界の間をつなぐ存在であることが多い。巨人と人類の関係には、私たちの起源を考えるうえで深い意味が隠されているのかもしれない。