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天津爆発事故:2ヶ月前の死亡者を出した大災害に続き、またもや違法で化学物質を貯蔵していた倉庫で爆発
Tianjin Explosion: Blast In Warehouse Illegally Storing Chemicals, 2 Months After Deadly Disaster
10月12日【IB Times】http://www.ibtimes.com/tianjin-explosion-blast-warehouse-illegally-storing-chemicals-2-months-after-deadly-2138571 より翻訳
(10月13日、天津のBeichen地区にある倉庫の爆発事故での救命活動の様子、Getty Images/STR/AFP )
中国北部で160人以上の死者を出した大爆発からわずか2ヵ月後、中国の天津港で再び爆発があり、周辺一帯を揺るがした。
今回の爆発事故は、天津のBeichen地区にある「アルコール関連の素材」が貯蔵されている倉庫で起こった。被害に遭った人はいない。(新華社の報道)
天津当局の広報サイトの報道によると、7,500平方フィートの面積の倉庫内には、6,600ポンド(約3,000キログラム)近くのアルコールが貯蔵されていたという(AP通信)。
中国当局による調査が行われているが、化学物質を違法に貯蔵していたとして二人の身元が拘留されている(中国のニュースサイトCCTV News)。
天津当局はまた、今回の事件により人間や環境に対する有害物質のリスクはないと伝えられている。
8月には北京の南東90マイルにある天津で、有害な化学物質を大量に貯蓄していた複合工場で爆発があり、165人が死亡し8名が行方不明となった。行方不明者の捜索は先月打ち切られ、不明者に対しては死亡確認書が発行されることになる。
.(以下、略)
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中国の化学工場で爆発、火災が報告される(またもや)
Explosion, Fire Reported At Chinese Chemical Factory (Again)
11月17日【Zero Hedge】http://www.zerohedge.com/news/2015-11-17/explosion-fire-reported-chinese-chemical-factory-again より翻訳
また起こりました。。。
今の時点では私たちは懐疑的ですが(懐疑的になるのは私たちだけでないことは確かかと思いますが)、またしても中国の化学工場で爆発が起こりました。今回は遼寧省でです。
爆発により、かなり大きな火災が起きたようですが、原因は現在調査中です。
おそらく、党とのコネのある工場所有者がまたしても安全規制を無視することができ、それにより人命を失う大惨事の原因となり、さらに伝えられてない汚染物質が宮中や水に放たれることとなったのか、あるいは誰かが気化させる必要のあった過剰在庫があったのではないか、というのが私たちの推測です。
下の画像はCCTV報道局からのものです。
#BREAKING Blast reported at chemical factory in NE China’s Liaoning; cause of blast is being investigated pic.twitter.com/xZRNMshrT1
— CCTVNEWS (@cctvnews) 2015, 11月 17
(翻訳終了)
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前回の天津での化学工場の爆発についても、ちょうど続報が出ていました。
11月17日【ビジネスジャーナル】
中国、大量破壊兵器・神経ガスを秘密裏に生産・輸出か 天津爆発事故現場で
・・・天津の爆発現場では、異常な量の神経ガスが検知されていたそうです。詳しくはリンク先で。
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そして実は、2015年3月にも中国の北京で大規模な爆発事故があったようです。その時は発電所だったとか。
【まとめNAVAR】
北京市の発電所が爆発?大きなキノコ雲上がる【現地画像】
(画像 ツイッターより)
不自然と思えるくらい中国で爆発事故の連続ですね。
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