銃剣

てき弾発射機

  • てき弾の“擲”が平仮名なのは、常用漢字の制限によるものである
名称 愛称(※は部隊内通称) 画像 調達数 注釈
96式40mm自動てき弾銃   Type96 40mm Automatic Grenad Gun on Vehicle.JPG
Type96 40mm Automatic Grenad Gun.JPG
  全自動連続射撃が可能な擲弾発射機

96式装輪装甲車に搭載される他、三脚架に架載して単体でも運用可能。
23年度富士総合火力演習ではダットサイトを装着しているのが確認されている。

M203A2   M203 1.jpg   小銃の銃把部下方に装着して用いる手動単発式擲弾発射器。

89式小銃の採用に併せて導入が検討されたが評価試験の結果不採用。
2007年から2008年にかけてM4カービン用として対外有償軍事援助(FMS)により限定的に導入。
M4カービンと併せて特殊作戦群が使用しているものと思われる。

Mk19   MK19-02.jpg   アメリカから導入した水陸両用車AAV7の車載火器として導入。

退役

てき弾発射機

手りゅう弾・てき弾

  • 手りゅう弾の“榴”、てき弾の“擲”がいずれも平仮名なのは、常用漢字の制限によるものである。
名称 愛称(※は部隊内通称) 画像 調達数 注釈
MK2破片手りゅう弾 ※パイナップル、松笠、松ぼっくり MkII 07.JPG   供与品の他にライセンス取得による国産品も存在する。

実弾の他、訓練弾および模擬弾が存在する。

M26破片手りゅう弾 ※卵型 M-67Grenade.jpg   少数が供与された他ライセンス取得により国産化。

実弾の他、訓練および模擬弾が存在する。

MK3A2攻撃手りゅう弾   Mk 3A2 grenade.jpg    
MK1照明りゅう弾   Mk 1 Illum Drawing.jpg    
発煙手りゅう弾        
焼夷手りゅう弾        
催涙球2型       いわゆる"催涙ガス弾"。[35]
閃光発音筒       俗に言う「スタングレネード
豊和工業製[36]
06式小銃てき弾   Type 06 rifle grenade.jpg   89式小銃または64式小銃の銃口に装着して発射する小銃用てき弾

空砲を用いずとも発射できる弾丸トラップ式分離飛翔方式の小銃用てき弾。

退役

手りゅう弾・てき弾

光学照準器

名称 愛称(※は部隊内通称) 画像 調達数 注釈
62式用照準眼鏡       62式7.62mm機関銃用照準眼鏡(スコープ)
64式用照準眼鏡       64式狙撃銃用照準眼鏡、倍率は2.2倍。

アメリカのM84テレスコープの国産コピー。

5.56mm機関銃MINIMI用
直接照準眼鏡
  Jgsdf minimi 20120923 01.jpg   MINIMI用の低倍率照準眼鏡。
Mark4 M3       対人狙撃銃とともに対外有償軍事援助で調達

米国リューポルド社製。

89式小銃用照準補助具   JGSDF Type 89 Assault Rifle 20100418-02.JPG 16,841 89式小銃用照準補助具(ダットサイト
調達は辰野、東芝電波プロダクツ
MD-33   Sightron Japan MD-33 20130916-01.JPG   タスコジャパン(現サイトロンジャパン)製。

イラク派遣の際に採用され、イラク派遣仕様の89式小銃に取り付けられた。[37]

ACOG 4×32LED       2013年国際陸軍射撃大会で使用が確認された。[38]
小型リフレックスサイト       H&K USPにサプレッサーと共に装着されていた。[39]

機種不明。

退役

光学照準器

その他

名称 愛称(※は部隊内通称) 画像 調達数 注釈
携帯放射器 ※火炎放射器、焼却器 JGSDF Flamethrower Type-1-1 at Cump Katsura September 18, 2016.jpg 36
(平成20年度よりの調達数)
M2火炎放射器を改良し国産化したもの。平成20年度(2008年度)予算から調達再開。
圧搾空気銃   FN 303.JPEG   FNハースタル製。[32]

同社の非致死性兵器FN 303と思われる。

退役

その他

火砲・ロケット

無反動砲・ロケット発射筒

名称 愛称(※は部隊内通称) 画像 調達数 注釈
84mm無反動砲 ※84RR、ハチヨン、カール君 84mm無反動砲 (8465130736).jpg   スウェーデン、FFV社のカールグスタフM2を導入したもの。

普通科以外には施設戦車後方支援部隊なども保有。
1979年導入開始、1984年よりライセンスを取得し国産化。

84mm無反動砲(B)   Carl Gustav M3 Kokonaisturvallisuus 2015.jpg 44
(平成24年度までの調達分)
スウェーデン、FFV社のカールグスタフM3を導入したもの。

M2の軽量化改良型。
平成25年度以降に84RRの後継として普通科部隊などに対装甲用途に限定しない多目的装備として配備予定。

110mm個人携帯対戦車弾 ※パンツァーファウスト、空飛ぶ日産マーチ、LAM(ラム)[40] 110mm個人携帯対戦車弾 (8464053209).jpg   ドイツ、ダイナマイト・ノーベル社製のパンツァーファウスト3を導入したもの。

主に普通科部隊小銃小隊が保有。
なお、書類上は「装備」ではなく「弾薬」の扱いである。

退役

無反動砲・ロケット発射筒

迫撃砲

名称 愛称(※は部隊内通称) 画像 調達数 注釈
81mm迫撃砲 L16 ハンマー
※81迫、81モーター
富士駐屯地で展示される81mm迫撃砲L16.jpg   イギリスのL16 81mm 迫撃砲をライセンス所得により国産化したもの。

1990年代初頭より導入開始。

120mm迫撃砲 RT ヘヴィハンマー
※120モーター、120重迫
富士駐屯地で展示される120mm迫撃砲RT.jpg 429 フランストムソン-ブラーント社製MO-120-RT-61 120mm迫撃砲をライセンス取得により国産化したもの。

1992年より導入。
榴弾砲を装備しない第1空挺団においては最大の火砲である。

60mm迫撃砲(B)   Mo60 newHirtenberg.jpg   ヒルテンベルガー・ディフェンス・システムズ(Hirtenberger Defence Systems)社製[32]、M6Cコマンドゥ・モーターを導入したもの。

1名で運搬・射撃の可能な携行型小型迫撃砲

退役