小説家になるための戦略ノート    作者:坂崎文明
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 最近、この「小説家になるための戦略ノート」の本来の役割から話がれ気味なので、

ちょっと軌道修正します。

 現状、このエッセイの「小説家になるための戦略ノート」は

年間ランキング50位、四半期14位、月間5位、週間8位ぐらいになってます。

 総合評価 173pt 評価者数:12人 お気に入り登録:35件
 文章評価  平均:4.4pt 合計:53pt 
 ストーリー評価 平均:4.2pt 合計:50pt


 1日のアクセスは300~400ぐらいで、

 小説全体     PV、ユニーク


 累計  6,750アクセス、1,900人


 パソコン    4,319アクセス、1,441人


 携帯 700アクセス、86人


 スマートフォン  1,731アクセス、373人

 ほんとうに読んでくれてる方には感謝しています。
 僕の中では「予期せぬ成功」です。

 当初の戦略では、ツイッター+ブログ+アルファポリスランキング登録などを連動

させて、「小説家になるための戦略ノート」にアクセスを集中させる→小説を更新しつつ

「小説家になろう」での波及効果でランキングを上げる、新人賞にも応募していくと

いうものでした。

 なんですが、ツイッターはあまり活用していません。

「冬の童話祭2014」に「モグラ男と、ひかり姫」を応募しました。
http://marchen2014.hinaproject.com/

「小説家になろう大賞2014」に「少女格闘伝説」(第一部完)をエントリーしています。
http://blog.syosetu.com/?itemid=924

 プライベートで3月の会社の人事異動で仕事の引き継ぎ業務、3月末の奥さんの来日

準備(奥さんタイ人女性で国際結婚)の二大イベントがあり、そもそもエッセイとか小説とか

更新してる場合じゃないだろ!という状態だったりします。

 僕がエッセイをマメに書けるのも、たぶん、3月末ぐらいだろうと思われます。

 12~3月に時間戦略で集中して、それなりのボリュームのエッセイ(10万字超)を残して

おきたいと思ってます。僕が知ってることは全部吐き出していきたいなあと思ってます。

 「ライトノベル系新人賞に応募しようと思うあなたへ」の「なろう経由での書籍化について」

という項目を読んでみました。
http://ncode.syosetu.com/n7954bl/

 やっぱり、「小説家になろう」のランキング上位にいくしか、出版社のスカウトとか、

コンテストに入賞するのは難しい感じですね。

 「小説家になるための戦略ノート」の役割は、「小説家になろう」のランキング上位に

いく方法、新人賞で大賞を取る方法を考えることです。

 今のところ、「エッセイ」は高評価で、小説はそもそもちゃんと話ができてないし、

「匿名捜査官タグ」のような全く出だしだけの書きかけ小説に高評価頂いてるものもあります。

 「小説家になろう」でのポイント評価についてですが、小説の場合、そりゃ文章評価、

ストーリー評価で各4点以上入れば最高ですが、1ポイントぐらい入ればそれで充分の

評価だと思うようにしています。

 僕も凄い感激するような小説以外は1ポイントづつしか入れないことが多いですね。

それは気にしない方がいいかなと。感動すると5ポイントづつとかで中間評価がない。


 理想は第一部とかでもちゃんと完結させて、週一以上のペースで更新していってそれなりのボリュームの小説を書く、それからウェブ戦略で小説を宣伝、告知していって読んでもらうという方法かなと思ってます。同時進行でもいいですが。


 「面白い小説」を書くしか「小説家になろう」のランキング上位にいく方法もないし、

新人賞でデビューする方法もないです。

 どうしたら「面白い小説」を書けるのか?ですが、新人賞という特殊事情を考えると、

今までにない斬新なアイデアで、魅力的な登場人物を描いて意外なストーリー展開を

考えるしかないです。

 文章など下手でも(ベストセラー作家でも必ずしも文章が上手い訳ではない)、絵が

下手でも(「進○の巨○」は絵は下手という評価もあります)面白ければ売れてしまいます。

 栗本薫/中島梓の小説道場によると、平○○正、夢○○なども文章はそれほど上手く

ないそうで、だけど、とにかく熱くて読ませる小説を書きます。

 一番、大事なことは小説の中で「自分が感動した気持ちをを読者に伝える!」ということですね。

 栗本薫/中島梓の小説道場読んでたら、小説家に向いた性格というのがあるそうで、

「性格が悪くて、人格高慢、強情だけど妙に素直で引きこもりのナルシスト」がいいそうです。

  庵野秀明という名前がパッと浮かびました(笑)

 「性格が悪い」というのはおそらく、正義の主人公を描くには敵役が邪悪であればあるほどいい訳で、最近、流行ってる「魔法少女まどか☆マギカ」の虚淵玄氏もストーリーがバットエンドになってしまう傾向があったようです。本人は凄く悩んでいたようで、実は一度、死にかけた時の体験が尾を引いてるのではないかと思います。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%99%9A%E6%B7%B5%E7%8E%84

 最近ヒットしてる漫画やアニメの傾向で「ダークファンタジー」というものがあるのですが、「ベルセルク」「進撃の巨人」「魔法少女まどか☆マギカ」「新世紀エヴァンゲリオン」なども

それに分類されると思います。

 臨死体験とか絶望した体験、死に近づくことでダークファンタジーが生まれるのでは?

と個人的には思ってます。

 何故、流行るのか?というと、これらの作品に共通する要素があって「感情の正から

負への振り幅が大きく」て、人の感情を揺さぶる、衝撃が強いからではないかと思います。

 女性にモテる人も実はいい人はモテなくて、不良だとか、何でこんな男が?

という男性がモテます。結婚の場合はまた違いますが。

 イケメン、美人がモテるのは容姿だけで異性の気持ちを揺さぶることができるからで、

DV受けてる女性が夫から離れられないのも同じ理由によります。

 柔道とか格闘技に例えると、技をかける前提としての「崩し」が凄いというか、

ちょっと触るだけで「落ちて」しまいます。技かける前からすでに成功してたりします。

 「感情の正から負への振り幅の大きさ=感動の大きさの法則」がありまして、

小説の魅力や人としての魅力も自分の闇の部分の大きさに比例するのかもしれません。

 「小説=その人自身」であって、自分の性格が良すぎる(爆)と思ってる僕のような人間(は?)は童話を書くとかがいいのかもしれません。「一杯のかけそば」とかでもいいし。

感動のストーリーとかね。その人なりの性格を生かしたやり方はあると思います。

 次回は「ダークファンタジー」考察、「オマージュの天才、虚淵玄&堤幸彦」などを通して、

面白い小説を書くヒントなど書いていきます。

 電子書籍やアマゾンキャンぺーンのノウハウとかも書くかもしれません。
 岡山のセミナー文化、出版企画会議の話もおいおいします。

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