副島隆彦の学問道場 - 今日のぼやきより
現地報告です。

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福島第一原発、正門前。

線量を計ったら、やはり、ここはさすがに高い。ガイガーカウンターが、初めからガーガー鳴って、550マイクルシーベルト毎時を指しました。そして、860マイクロシーベルト(860μSv/h)の、やや高濃度の値を出しました。私も、すこしびっくりしました。

●私の意見、原子炉は爆発しておらず、ちなみに今検出されているプルトニウム、ヨウ素などは、3号機の建屋爆破に用いた工作員の小型核兵器でパニックを煽るため爆破した小型プルトニウム爆弾による物で、そんなに深刻な危険はないと思います。


しかし、原発から離れるにしたがって、どんどん線量(数値)は落ちます。2キロも離れると、50マイクロ(μ)シーベルト毎時になります。 5キロ地点では、20マイクロシーベルト毎時ですから、何の心配もいりません。

皆さん、どうか、20キロ圏、10キロ圏の中の人でも、数時間なら、大丈夫ですから、ご自分の家に戻って、ご自分の財産や、犬猫、家畜の安否を確認してください。脅えてばかりいても、何もなりません。50マイクロシーベルト毎時ぐらいの放射線量は、たいしたことはありません。

私は、現場に入って、現地で、自分の体で味わっている。 こうすることで、福島県の人たち、とりわけ、津波被災者と 原発避難者(退避者)たちを、安心させたいのです。

参考
50.00mSv 米国内の原子力産業従事者の年間許容被ばく量

100万μsv=1000mSv(= 1Sv)オーダー

100mSv ガンのリスク上昇が見られる最低被ばく量

2,000mSv 死亡する可能性もある深刻な被ばく
4,000mSv 治療しても助からない可能性がある非常に深刻な被ばく量