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亀井氏の、月刊日本9月号より

小泉改革とは、まさに第二の敗戦だった。
金融の力で敗戦したのではない。
我々日本人の心が根絶やしにされてしまったのだ。
日本人の心とは何か。

家族を大事にし、お互いに助け合うという精神ではないか。
今、それがどこにあるか。

相互に思いやり、相互にいたわりあう日本人らしさの回復だ。
小泉改革は「伝家の宝刀」でもって、国民を斬り殺した。
だが「伝家の宝刀」は国家を裏切り、国民を侮蔑する逆賊を斬るためにこそある。
それが政治家の覚悟というものだ。

日本には同じ日本人を大事に思う連帯の精神があるんだ」と、百年の魂の眠りから目覚めるときなのだ。
 そのためには、まず、政治が手本を示す必要がある。
日本の自立と自尊の姿を満天下に示す必要がある。
これから始まるのは、対米従属一派と対米自立派との、凄絶な権力闘争なのだ。

私はそれを「対米自立は神の声だ」「CIAが亀井静香を暗殺しないかぎり、民主新政権はアメリカの言うなりにはならない」と、アメリカにも直接言ったし、『月刊日本』誌でもたびたび表明してきた。


郵政ネットワークは、過疎地域で最寄の銀行もないご老人たちも利用できる、政府が保証する金融ネットワークでもあり、どんな山奥でも郵便物が届くインフラであり、郵便局員が一人暮らしの方とも交流をできる社会ネットワークだった。
それを、郵貯のカネをアメリカに差し出すために「非効率だ」「赤字運営だ」と経済効率だけを掲げて日本社会をずたずたにしたのが小泉改革だった。


「対米従属一派」

(1)大手マスコミ・電通・博報堂・御用シンクタンク・御用評論家・御
(2)公明党=創価学会・みんなの党:自民党の別働隊として米国の対日支配を推進する部隊 

(3)財務省・検察・司法省・最高裁事務総局をトップとする霞が関特権官僚:戦前のエリート軍事官僚と同じく財政と司法を握った霞が関のエリート官僚達

(4)自民党清和会:CIAエージェントであった岸信介を源流とする佐藤、中曽根、福田、宮沢、森、小泉、安倍、福田、麻生の歴代自民党政権の政治家

(5)民主党菅一派:菅、仙石、枝野、前原、野田、岡田、玄葉、安住、小宮山、蓮舫などの民主党内に送り込まれた新自由主義反小沢勢力

その他経団連のトップ達。