こんにちは。

 

世間ではコロナウイルス一色ですね。

志村けんさん等の有名人を始め感染し、その被害が広がってきています。

ニュースで聞いていたどこか遠い国での他人事のように言っていた話が徐々に徐々に私の周囲に迫ってきているように感じています。

 

 

一橋大学でも入学式から授業に至るまで、あらゆるものが延期になりました。

授業は5月7日から、課外活動に関しては5月10日まで活動停止になってしまいました。

私は体育会に所属しているのですが、その活動ももちろん中止です。

 

この事について少し思うことを思うが儘に書きます。論理破綻も見過ごしてください。

 

――――――――――――――――――

 

3月4日学校から無期限の課外活動禁止の旨をうける。

施行は次の日から。活動解除の見込みは一切立っていないとのこと。

 

 

この知らせを受け当然、4月に公式戦を備えていた私たちの部活はてんやわんやになった。

 

「急に停止されたら公式戦はどうなる?」

「他の体育会がやっている中自分達は練習できないとなると差が開いていく一方だ。こんなの理不尽すぎる。」

シーズンインから立てていた計画も崩れ、急遽練習中止を余儀なくされた。

 

学内施設は一切使用禁止ということで練習場所の確保できなくなる。

それによって物理的にも集団での練習は活動停止になってしまった。

 

 

文句を言っていても拉致が開かないのでチームとしては当面の間、個人練やランニング、ビデオを用いたミーティングに切り替え、大学側が具体的の今後の方針を提示するのを待った。

 

いつ活動再開されるかわからない中、世間的にはコロナウイルスは今ほど蔓延しておらず、試合があるのに練習できないという焦りを抱えるばかり。周囲の大学を見渡せば活動停止しているところもあるらしい?

でも明確に停止を余儀なくされていたのは弊学だけだった。

 

頭を使ってできることをするといったところで実際の活動には限界があった。

チームスポーツは基本個人一人では練習できないため、やるチームとして行うネタも尽きていった。

単純な個人技の練習、体力的なトレーニングぐらいしかすることはない。

 

チームとしてシーズンが始まり、個人のスキルアップをした後に、組織としての練習に取り組み矢先の活動停止のインパクトは予想以上に大きかった。

 

無期限という先が見えない闇の状態が何よりも嫌だったため他の体育会とともに

大学側にせめて一週間おきに活動可否の判断を決め、その判断日を提示することを求めた。


幸いなことに大学側はこれを了承してくれた。


しかし判断日と活動可否の目安を求めたところで、結局はその判断日に1週間ごとに活動不可期間を延長されるのを繰り返しただけだった。

 

 

おそらくこのような状況になったときに試合を控えたチームの考えられる策は2つしかない。


1.学校の指針を遵守し、その活動範囲内でできること(=個人練、ランニングなど濃厚接触の無いもの)を行う。


2.あくまで課外活動ではなく自主練習として外部で強行的に活動を行う。

 


1に関しては至極全うなものでこれが倫理的にも正しい取り組みだと思う。

 


一方で全国学校一斉休業の中で部活動をやっている中学、高校があるように中にはこっそりと活動を続けるのも手段としてありうる。

 


例えば以下の記事を参考にしてほしい。

休校中の「闇部活」コロナ禍でも強行される異様 安全より「インターハイ」を優先する大人たち

このような中では2.のような手段も無しではないように思える。


3月後半になる前のコロナが比較的東京で拡大していない状況であれば、いわゆる「コロナはかからないもの」という謎の自信があったので2.の手段は取れたかもしれない。自粛自粛ばかりしていたら子供たちがかわいそうだ、などの意見があるように。

 

しかしオリンピックが中止になり、欧米での拡大が深刻になるにつれ現状は変わっていった。

仮に2.のように集団で何かを行ったときにクラスター感染がおこった場合、それは誰の責任になるのか。

試合があるにしても自粛ムードの中で強行的に練習を行う必要は本当にあるのか。

 

 

部活ってそんなにも大切なものだっけ。

少なくとも命よりは大切ではないことはわかっている。

それでもなにか、なにか心にひっかかるものがあって強行練習のような策も無しではないのではないか、と思ってしまう。

 

 

大学生活の大半の時間を部活に費やしてきたが、それだけ何かに取り組めるものは素晴らしいと感じる。

大会で勝利するという明確な目標を持って、そのためにいろいろ考えて、努力して。

チームメイトと仲良くも、時には罵倒し合うぐらい真剣に議論して、切磋琢磨して物事に打ち込む。

 

そうして頑張ってきたからこそ、4年生というある意味集大成の時期にコロナの影響で活動停止に陥ると頭ではいけないことだと思っていても強行練習というような策を取ってしまいたくなる。


これだけ執着できるのはある意味部活動『魅力』であり一方で『闇』の側面であるかもしれない。

 

 

 

「活動停止の学校があること、社会情勢を踏まえて大会を5月前半に延期します。」

このような形で大会の延期を決断したスポーツ協会は多々ある。

 

しかし冷静に考えてほしいのは5月前半に大会があることを考えると、少なくとも1か月前の4月つまり今には練習をしなければいけなくなることだ。

1か月でなくとも試合の調整を行うべきなのは誰の頭にも明確にわかるだろう。


オリンピック選手などからも実際こうした不公平である点、大会を開催することで生まれる練習の必要性等の不満をニュースで目にしてきた。

 

「5月初旬まで活動停止の大学が複数あるため、5月中旬に大会を開きます。」

どこかの大学スポーツ協会が言ってきた。

ふむふむ、なるほど。ということは活動停止のなまっている中で急に試合に臨まなければいけないのか。

がっつり週5で部活動をしている大学と同じ土俵で戦わないといけない。

圧倒的な強さを元から持つチームなら良いが、国立大学の体育会なんて資金も戦力も限られている中でこの状況なのに。

なにこの圧倒的不公平さ。

 

そんな中途半端な大会運営の決定を出しているから、活動してはいけないと心ではわかっているのに、自らを危険にさらして外出してトレーニングに取り組まずにはいられない体育会学生の理不尽な葛藤が生まれてしまう。

 

あなたが体育会学生としてとるべき行動はどちらか。


コロナにかからないように徹底的に感染予防策をする。集団での練習、取り組みは一切行わない。

or

ある程度リスクを負ってでも公式戦に向け練習する。大会でいい成績を残すためにも手段を選んでいる暇はない。

 

 

こんな答えのわかりきった問題に対しても、毎日悩むぐらい葛藤をしているのが今の私です。

あほですよね。

 

 

部活動をしている意味ってなんでしょうか。

冷静になっているつもりでもきっとどこかで部活動の闇に取りつかれているのかもしれません。

 

-------------------------------------------------------

 

こんな変な葛藤と日々戦っている部活生のお話でした。


全国の部活生とかもきっと同じようなモヤモヤを感じてるのだと思います。

共感したらイイねやリブログして拡散してくれると何処かに影響が及ぶかもしれません。


まぁ何はともあれ今はとにかく皆様感染拡大防止のために不要不急の外出は自粛し、自身の健康とその周囲の人々の安全をしっかり守りましょう。



今回はこの辺で。



完全に余談ですが、コロナの影響でバイトもなくなったりしてるらしいです。その中で唯一生きているのが在宅でできる通信教育系、添削のアルバイト。


私も3年続けてきましたが、まじでコスパがいいです。就活なければ今頃暇すぎて毎日してくるぐらいです。

t-newsに登録してその中での採点、添削の求人に応募するのがいいかと思います。暇な大学生はぜひ!


今なら登録でAmazonギフト券500円プレゼントキャンペーン中

会員登録はコチラ→Amazonギフト券500円分プレゼント!★t-newsキャンペーン★