おはようございます。


今日はお弁当無しでした。



最近、ネットニュースで知った、TikTokでの再生回数が300万回以上を記録したという、『もうじきたべられるぼく』という可愛らしい子牛のイラストが表紙の絵本。










この絵本のストーリーを知り、改めて、「私たち人間の体は大切な命をいただいて出来ているんだ。」ということを考えさせられました。  


小さい子だけではなく、色んな年代のたくさんの人にこの絵本を知って欲しいと思いました。




“主人公である子牛の「ぼく」は食べられることが決まっている。


最後に一目だけ母牛の顔を見ようと、生まれ育った牧場に向かうが……。。”



イラストレーターとして活躍してきた著者、はせがわゆうじさんが、絵本アプリ・PIBOで10年以上前に発表した“泣ける物語”が、読み聞かせ動画で大ブレイク。



本書はその反響を受けて、2022年に刊行された絵本です。


はせがわゆうじさんのイラストのタッチがとても温かくて良いなぁと思いましたお願い





🔺読み聞かせバージョンです。





🔺歌バージョンです。










子牛は「自分が食べられることを知ったら母牛が悲しむんじゃないか…」と思い、母牛に会わずに帰ろうとします。


ですが…そんな子牛に母牛が気づきました!


子牛の乗った電車を追いかけて母牛が走っていくシーンにとても感動して泣いちゃいました✨🐄

(T-T)  


子牛が自分の運命を受け入れていく感じがとても切ないです…。。




はせがわさんが、この絵本を描こうと思ったきっかけは、「動物園の動物と食べられる動物は、同じような綺麗な目をしているのにどうしてこんなに運命が違うんだろう」と、ずっと考えていたことだったそうです。


“ある時交差点で、牛がたくさん乗ったトラックと遭遇したことがあって、たくさんの牛の鼻が柵の内側に見えました。


「ひょっとして、この牛たちはこれから殺されに行くのかな…」と、そのトラックの後ろ姿を見た時になんとも言えない気持ちになったんですね。

それを絵本に描きたいなと思いました。”

         

            ーはせがわゆうじ



私も最近、あるニュースの映像を見て、はせがわさんと同じなんとも言えない気持ちになりました。


その映像は地方の牧場から東京へ向けて7頭の牛を出荷する映像でした。


出荷するまでは、生産者の方々が精魂込めて、大切に、毎日飼育管理をして、時間をかけてたくさんの健康な牛を育てていました。


そうやって色んな方々の力で大きく健康に育った牛たちは、当たり前ですが…最後は出荷されて行きます。


出荷されていく可愛い牛たちの映像を見た時、「ここまで大切に健康に育てられたのに…」と、とても複雑でやりきれない気持ちになりました。

 

私は、今までにたくさんの牛肉を食べてきたというのに…泣き笑い悲しい



「生き物が殺されてしまうのはとても悲しい。」


ですが、人間が肉を食べるということも生きていく上で大切なことであり、いけないことではありません。




ただ、「牛がかわいそう」ということだけではなく、


読んだ人それぞれが色んなことを思って、考えることが大切なんじゃないかなと思いました。


この絵本を見て、見た人数分の色々な意見があって当然だと思うし、価値観だってみんな違います。

何が良くて、何がダメとか決めつけることではないと思います。





実際に『もうじきたべられるぼく』を読んだ方からは、色んな感想が出たそうです。




「たくさんの命をもらっている以上、大事に生きなきゃ。」と、言ってくださる方もいれば、「子どもが肉を食べなくなるかもしれない💦」とか、「やっぱり肉は食べない方がいい。」という菜食主義の方からのご意見もあったそうです。


他にも、学校の授業で取り上げてくれた先生もいて、家畜の現実について学んだ、という子も。




自分以外の意見の人を否定せず、みんなが、それぞれの意見に耳を傾けて受け止めることが出来たらいいなぁと思いました。




🔻牧場見学に来た小学生が思ったこと…






食べ物を食べる時に言う、いただきます。は自分のために調理してくれた方への労いの言葉でもあり、


また、いのちをありがたくいただきます。を略した言葉とも言えます。


どんなものにもいのちが宿っていて、


「私たちはその大切ないのちをいただいて生きている。」ということに変わりはありません。






これからもずっと、大切ないのちをくれた生き物たちへの感謝する心を持つことを忘れません…。

(*´꒳`*)  




 



最後に、

日本のアニマルウェルフェアの現状』🔻🔻

人も家畜も満たされて生きること。





アニマルウェルフェア』🟰動物は生まれてから死ぬまで、その動物本来の行動をとることができて、幸せでなければならない。」とし、家畜のストレスが少なく、行動要求が満たされた健康的な生活が出来る飼育方法を目指す畜産の在り方です。


 




最後まで、読んでいただき、ありがとうございました✨😌







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