おはようございます。
今朝のばえないお弁当です。
これと梅ツナおにぎり🍙です。
この前の夕方、テレビ番組で、
【俺・僕など男の子が自分を表現する形…
「一人称」を使い分ける心理。】という内容で
有識者の方たちがトークをしていて、とても興味深く拝見させていただきました
子どもの多くは、まず、「〇〇」「〇〇ちゃん」というように、名前や愛称など他の人から呼ばれるのと同じ言葉で自分のことを呼ぶようになります。
その後、男の子の場合は3歳くらいから「オレ」や「ぼく」を使い始める子が出始め、時に「自分」なども使用しながら成長し、必要に応じて最もフォーマルな「私(わたし・わたくし)」も用いるようになっていきます。
(可愛い〜🤣 イラストはネット引用。)
いくつもの自称詞を使いわける日本人。
日本語は、自分自身を呼ぶときに用いる
「自称詞」が豊富な言語で、さらにそれらが年齢・性別・出身・役割などと結びつきやすいという特徴があります。
同じ人が常に同じ自称詞を用いるわけではないということです。
話し相手が同じでも、場面や話題によっては異なる自称詞を使うことがあります。
たとえば、男性の自称詞には「オレ」「ぼく」
「私」などがありますが、
「オレ」は強くカジュアル、「ぼく」は丁寧、 「私」はフォーマルなど、それぞれの言葉はある程度共通の認識が持たれています。
そのため、場面によって使い分ける人が多いのでしょう。
普段、母親との会話に「オレ」を使っていても、
そこに第三者が加わると、「ぼく」に変えることもあると思います。
つまり自分をどう呼ぶかは、自分をどう表現したいか、また話している相手とどういう関係なのかによって変わるということになります。
さらにその表現が適切かどうかの基準は、話してる相手によって変わる、繊細であいまいなものだと言える、ということでした。
5歳児はキャラクターと話し方の類型を理解している。
ある大学院の研究グループでは「おれはこの町が大好きだぜ!」なら男の子、「わたくしは、この町が大好きですわ💕」ならお嬢様というように、特定のキャラクターと話し方を結びつける実験を行いました。
その結果、5歳児では、この結びつけがほぼ完璧に出来たのだそうです❗️
アンパンマンは「ぼく」、ばいきんまんは
「おれさま」、戦隊ものなどのヒーローは「おれ」、クレヨンしんちゃんは「オラ」。
こういった特定の人物像を思い浮かべることができる言葉遣いは「役割語」と名付けられていて、
実際に「役割語」通りの話し方をする人は少なく、主にフィクションや翻訳された外国人のことばの中などで用いられています。
子ども向けメディアでは、年齢や性別、性格が強調された登場人物が多く、子どもたちはそこからキャラクターと自称詞を含む話し方の類型を学んでいると言えるのだそうです。
自分でそれらを見聞きするだけでなく、友だちや兄弟(特に兄。)の影響を受けたりしながら、日常での使い方を学んでいきます。
それと同時に、言葉からイメージを膨らませたり、イメージに合った言葉を使ったりしながら、
日本語の豊かさを味わってもいます。
でも過度に類型化することは固定観念を植え付けてしまう危険もあるので、大人の適切なフォローは必要です。
例えば、「オレ」と「男は強い」「男は泣いてはいけない」などのイメージが結びついてしまいそうであれば、「強さや泣くことに男女は関係ない、自分の中にある弱さを否定する必要はない」ということを伝えていかなければなりません。
年齢を重ねると、その場の状況に応じて自称詞を使い分けるようになりますが、「幼児であっても、言葉に対するイメージは持っており、感情や表現したい自分に合ったものを選び、使っているのではないかと思う。」とのことでした。
ただ、普段意識的に「オレ」「ぼく」として振る舞っていても感情の起伏が大きい時には、自分が呼びたい呼び方が出て来てしまうこともあります。
例えばいつもは、「ぼく」という子と園の先生の会話の場合、友達と騒いでいる勢いで「オレ」を使うことも、悲しい気持ちを訴えたいときに
「〇〇ちゃんね」ということも、特段珍しくはないでしょうということでした。
(イラストはネット引用。)
自称詞は「自分をどう表現したいか」で選ぶものでもあり、「アイデンティティ」と深く結びついているということなんですよね。
旦那さんは「俺」と言いますが、「僕から俺にはいつ変えたの?きっかけは覚えてる?」と聞いたら、移行するのが結構遅かったみたいで、
中学入学したての時に友達との会話の中で「僕」と言ったら、友達にからかわれてしまい…😂
それが恥ずかしくて、その頃から「俺」に変えたのだそうです
この移行する瞬間を見てみたかったなぁ😳と思いました
「成長の過渡期」ですよね☺️
「僕」から「俺」にいきなり変えるのって慣れるまでは恥ずかしかったりするんだろうなぁ〜とか
旦那さんは「友達にからかわれた時は嫌だったけどそれがきっかけで変えられて良かったと思ってる。」と。
旦那さんは友達に指摘されて、「僕」という一人称は幼いのだと感じ、使うのが恥ずかしくなったと言ってました。
ですが、「僕」を否定しているわけではなく、
旦那さんの例はこうでした、ということで書かせていただきました。
日本語の一人称の呼び方の種類も色々あるみたいですね
「僕」「俺」「私」 「自分」「わたくし」
「あっし」「あちき」「あたい」「おのれ」
「せっしゃ」「ワラ」「オイラ」「わし」
「わい」「わて」「おれっち」「おいどん」
など。
使われていない一人称もありますが、種類はまだまだあるそうです
「オイラ」とか「おいどん」てなんか可愛い〜❣️
そして、「あちき」〜
「自分にしっくりくる一人称が何なのか?
一人称の迷宮」なんかも人によってはあるのだそうです。
小さな子だけではなく、大人になってもしっくりくるものは??…と悩む方もいるとのことでした。
(可愛い〜🤣 イラストはネット引用。)
気になりますが、これを調べると長くなりそうなので今日はこの辺で…
最後まで読んでいただき、ありがとうございました✨😌