前々回と前回日本に行ったとき、

博物館へ2回と、美術館を3回行ってきました。

その中で、3つの展示会にはとても感激しましたが、

いままだ展示されているものから書いてみようと思います。


京都で開かれている山口伊太郎遺作展「源氏物語錦織絵巻」 です。

これは、生で見るしかありません。

残念ながらその素晴らしさは私の表現力を遥かに超えているので、

お薦め度★★★★★、としか言えません。


作品の美しさにももちろん、

作者の故山口伊太郎氏の生き方自体にもまた深く感動しました。

山口伊太郎は70歳の年にこの絵巻の制作を開始し、

余生の35年もの歳月がその作品に注ぎ込まれ、


『2007年6月27日、あらゆる準備の作業を終え、

いよいよ「源氏物語錦織絵巻」最終巻の制作が始まり、

残すは完成を待つのみという時を過ごしつつ、

本人は静かにこの世を去りました。

ときに山口伊太郎、齢105歳。』 (ホームページ「ごあいさつ」から抜粋)


また、制作途中で、パソコンを使うべきかという声が上がるとき、

当時には技術は未熟で、様々な問題が懸念されるなか、

唯一「やってみましょう」と、前向きに検討したのは、

ほかの誰でもなく、もっとも年長の山口伊太郎さんご本人だったそうです。


あるいは、当時のその決断がなければ、
いま私たちは、
完成した4巻を見ることはできなかったかもしれないと、
会場の説明ではそう書かれていました。


ぜひ、見に行ける方には、

そこの空気に漂っている何かを、肌で感じてもらいたいです。

きっと、自分の人生に新しいヒントが得られるはずです。

とても、勇気を与えてくれる展示会だと思います。


この遺作展が好評につき展示期間が延長になったことを、

とても嬉しく思っています。


そして、連れていってくださった田中ママには、

改めて御礼を申し上げたいと思います。


相国寺承天閣美術館にて↓
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http://www.itaro-genji.com/ (以下転載です。)


名  称: 山口伊太郎遺作展「源氏物語錦織絵巻」
会  場: 相国寺 承天閣美術館
〒602-0898 京都市上京区今出川通烏丸東入
会  期: 2008年4月27日より同年7月6日(※7/21まで延長)
開  場: 午前10時より午後5時、会期中無休(但し入場は午後4時30分まで)
入場料: 一般 ¥1,000 大学生 高校生 65歳以上 ¥800
中学生 小校生 \500
障害者手帳(1,2級)をお持ちの方 および付き添いの方 無料
保護者同伴の乳幼児 無料
団体取り扱い、団体割引はございません。
主  催: 山口伊太郎遺作展実行委員会 代表 山口安次郎
連絡先: 電話 075-491-2595
FAX 075-491-2589
Eメール isakuten@itaro-genji.com