明け方、携帯に一通のメールが入ってきました。
親友からの、感謝のメールです。

先週と昨日と、2日間ほど彼女と遊んできたのです。
私と同じく、留学生活を終え、
9年余りぶりに実家に戻っている彼女ですが、
非常に「親煩悩」なので、
親の健康問題や家族の色んなことを心配するあまり、
お互いストレスをいっぱい溜めているようです。

私と話をして、考え方を少し変えたらしく、
久しぶりにご家族と昔のような楽しい雰囲気に戻ったと。

とても嬉しいメールですね。

このメールを読んで、
自分の、去年の10月に帰国してからの日々を思い返しました。
地獄にいたような思いも、
天国にいたような思いもしたな。
いま思えば、よくも耐えられたな、と、
全く語れないような、本当に辛いこともたくさんありました。
そういう日々があったから、
そのあとの日々が天国のように感じてしまったんだろう。。。
しかしどちらも、錯覚。
天国でも地獄でもなく、
この現実に生きているのです。
だから、これから先もまた辛いこと、
もっと辛いことが出てくるかもしれませんし、
涙がするほど、幸せなこともあるでしょう。
みんなそうでしょうけど、
現実って、なかなか日記にまとめられるようなものではありません。
煩わしいこと、汚れたこと、キラキラと美しいこと、
怒った自分、わがままな自分、現実逃避の自分、
きれいごとを言っているだけの自分、
ほんの少し、大人になれた自分、
色々。
やっぱり、周りの人たちに助けられて、
耐え難い日々を乗り越えられた。

天国にも地獄にもいないから、
がんばってこの現実を生きていこう。
そして、そんな中で、
大切な人たちと、支え合って生きていけたら嬉しい。
それが、「受け入れる」ということじゃないかな。

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