昨日は『志村ふくみの紬織りを楽しむ』滋賀県立近代美術館)を見てきました。↓
http://www.biwa.ne.jp/~sg-kinbi/exhibition/exhibition_now.html

展示は三期に分けて、もう今週で終わってしまいますが、ぎりぎり第三期に間に合いました。

とても伝わりやすい美しさでした。その中の一着に特に惚れてしまい、その前で立ち尽くしました。自分が呼吸困難になり、ドキドキするのが分かりました。「色彩」の美しさと、その無限な可能性に感動しました。

志村ふくみさんは、重要無形文化財保持者(人間国宝)と認定され、1924年生まれの82歳です。壁に掛けてあった志村さんの年表を眺めながら、1つの作品が終わるまでの年月を想像し、色々な「時間」の長さについて考えました。人間国宝と認定されるほどですが、染織に触れ始めたのは、志村さん30歳のときでした。30歳になって始めることでも、すごい成果を挙げる可能性はある。そのことにも勇気をもらいました。

織物を語っている志村さんの映像が流れていました。発する一言一言は、とても奥深くて、紬の話でもあり、人生そのものでもありました。

人生の、長さ、使い方、密度、広さ、深さ、スケール。色々と考えさせられました。

生まれ変わったら、私も染織や和裁関係の仕事をしてみたいな。生地のデザインとか。別に現世では遅いと思ったわけではありません。現世にやってみたいことを、既にありますから。欲張らずに。