【蔵出し山行記録】入笠山(2018年5月)④ゴンドラ山頂駅~山麓駅~サントリー白州工場 | 山と暮らしの備忘録

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変な人が書いている軽登山を中心にしたかなり気楽なブログです。
山以外のことも時々織り交ぜて書こうと思っています。

(前記事からの続きです)

入笠山(2018年5月そのさん)




過去の未稿レポを
浅間尾根から始まり

入笠山、入笠山、燧ヶ岳と掘り起こしています。

恐らくちゃんと順番通り読んでいる方は

世の中にいないだろうとあえて順番を

ゴチャゴチャにアップしています。


では初めて我が家が家族4人で山を(少しだけ)歩いた

入笠山レポ、再開です。


今回は下山編。

…といってもロープウェイでの下山。
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幸せのピンク色のゴンドラ。

数あるゴンドラの中でただ一つ、この搬器だけがピンク色。

乗れれば何か良いことが…

そしてそれが順番的に我が家へ?
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…と思ったのですが

わずか一つ違いでした(笑)



下りのロープウェーではおしぼりのサービス。

なにか至れり尽くせりです。
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冬は富士見パノラマリゾートスキー場。

スキーのオフシーズンはこうして

マウンテンバイクのダウンヒルコースになっています。
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自分も昔はスキーを嗜んでしましたが

富士見パノラマというのは自分の中では

「新参者」のイメージでついつい後回しして

他のスキー場ばかり行っていました。


東京から行く中央道のスキー場としては

遠征するなら八方尾根。

面倒な場合はカムイ御坂と考えていて

結局一度も訪れずじまいでした。


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ピンクのゴンドラを追いかける我が家。

当然、永遠に追いつけません。
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長い長いゴンドラ乗車ですが

こうして下を眺めていると

時折、マウンテンバイクが通り過ぎて行くのを

眺めていると全く飽きません。
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ゴオオオン、ゴオオオン

ガッタガッタ。

そして下って行く自転車。
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眼前には八ヶ岳。

最高の展望です。
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スレスレに見えるのがスリリング。

すぐ下を猛烈なスピードでバイクが駆け下ります。
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そしてこちらは搬器に乗る自転車。

こんな感じで運んでるのですね。
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楽しかった山旅ももう終盤。
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山麓駅に到着しました。
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信号機カラーが目立つ我が家の女子メンバー。

下山後はお土産屋さんへ。
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きっと爽快なんだろうな…

でも昔、友人の結婚祝いパーティーの帰りに

泥酔状態で友人のマウンテンバイクを勝手に乗って

しかも転倒して前歯を折った自分としては

恐くて怖くて。
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うんせ

うんせ。

次女あーさん。
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長女なーさんはこんな晴天の空気が久しぶりなのか

結局いちばん楽しんでいたような。
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下山後はお土産屋さんへ。

すずらんのガラス細工。
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でも我が家は食べ物の方みたいで。

「信州くるみゆべし」
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小布施落雁。

これは自分は大好きなのですが

我が家でこれを食べるのは自分だけ。

さすがにまるまる30個を自分ひとりで平らげるわけにもいかず

ズルーです。
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いなご甘露煮。

小さい頃は大好きでした(笑)

みんな同じようにどこでも食べているんだろうと

思っていました。

でも田圃でとってきたイナゴを巾着袋に入れて

うじゃうじゃ動くのを体感してから苦手になりました^_^;
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蜂の子の缶詰。

自分の父は好物だったようで。

イナゴは多少理解出来ても

こちらは幼少期よりダメです。
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…てか高いな(笑)



信州系の血を引くバヤシ家。

…ですが、この辺りは色々へだたりがあるようで^_^;

昔、自分が小学校低学年だった頃

父が信州への帰省土産で買ってきた

鯉コクをグロテスクさのあまり、誰も箸をつけず

寂しそうに一人、大きな鯉を食べる父の背中を

いまだに忘れません。




すずらんの花を販売していました。

我が家には株分けしてもらった

ニッコウキスゲがあるのですが

今思えばこちらもあっても良かったかな、と後悔。
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駐車場へ戻ってきました。

八ヶ岳の凛々しさは相変わらず。
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入笠山の山旅はここまでですが

まだまだ続きます。
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車で数十分。

移動したのはこちら。
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今回、二度目の訪問になります。

とある森の中の工場。
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サントリーの白州工場です。
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前回は南アルプス天然水の工場を見学させていただいたのですが

今回は見学ツアーはすでにどれも時間切れ。

売店などを見学することにします。
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南アルプス サントリー工場の森。

やはり雨天の時の方が見栄えは良いですね。
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ポットスチルやら
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でも自分には周囲の景色が何より素晴らしくて。

甲斐駒ケ岳かな
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そして緑を蓄えた南アルプスの山々。
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反対側には八ヶ岳。
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洋酒天国。

まだウィスキーに馴染のなかった日本に

トリスバーを作ったり、CMキャラクターを作ったり

こうやって日本にウィスキーが広まっていったのですね。
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広告宣伝が得意な企業として昔から

名の上がるのはサントリー、パナソニック、セゾングループ。

サントリーのCMの上手さには

個人的に敬意の念を抱いています。
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見せるとは魅せること。

自分の働いている会社にもツメのアカくらい煎じて…
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ここでヨメが気になっていたウィスキーの

利き酒
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わずか15mlですが

白州のシングルモルトを100円で飲めます。
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…というか「白州25年」って

15mlで2900円って…

普通にのんだらどんだけ…



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どうせだったら白州25年を2900円で

飲むのかと思いきや庶民派の我が家。

ヨメは白州の100円のもの。
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試飲にはお水も付きます。

うーむ、今回運転がなければ自分も…
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以前はウィスキーが大嫌いだった自分。

でも、こちらの工場見学をして以来

ウィスキーを口に含み度にこの森を

思い出すような気がしてすっかり

好きになってしまいました。


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さて、そろそろ帰りましょう。

出口はこちら。
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最後に立ち寄った売店。

白州のグラスを透けて通る光がとても綺麗で。
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なんだかんだ言って

山は天気に恵まれなかったけど

楽しい旅だったな。
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後部座席で疲れて眠る子供達はすっかり大きくなったけど

どこか昔のままのような。

そんな帰り道にみつけた鯉のぼり。

もうこんな機会はないんだろうな。
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蔵出し山行記録 入笠山編はこれで最終回になります。


最後までお付き合いいただき有難うございました