(前記事からの続きです)
過去の未稿レポを
浅間尾根から始まり
入笠山、入笠山、燧ヶ岳と掘り起こしています。
恐らくちゃんと順番通り読んでいる方は
世の中にいないだろうとあえて順番を
ゴチャゴチャにアップしています。
では初めて我が家が家族4人で山を(少しだけ)歩いた
入笠山レポ、再開です。
今回は下山編。
幸せのピンク色のゴンドラ。
数あるゴンドラの中でただ一つ、この搬器だけがピンク色。
乗れれば何か良いことが…
…と思ったのですが
わずか一つ違いでした(笑)
下りのロープウェーではおしぼりのサービス。
冬は富士見パノラマリゾートスキー場。
スキーのオフシーズンはこうして
自分も昔はスキーを嗜んでしましたが
富士見パノラマというのは自分の中では
「新参者」のイメージでついつい後回しして
他のスキー場ばかり行っていました。
東京から行く中央道のスキー場としては
遠征するなら八方尾根。
面倒な場合はカムイ御坂と考えていて
結局一度も訪れずじまいでした。
ピンクのゴンドラを追いかける我が家。
長い長いゴンドラ乗車ですが
こうして下を眺めていると
時折、マウンテンバイクが通り過ぎて行くのを
ゴオオオン、ゴオオオン
ガッタガッタ。
眼前には八ヶ岳。
スレスレに見えるのがスリリング。
そしてこちらは搬器に乗る自転車。
信号機カラーが目立つ我が家の女子メンバー。
きっと爽快なんだろうな…
でも昔、友人の結婚祝いパーティーの帰りに
泥酔状態で友人のマウンテンバイクを勝手に乗って
しかも転倒して前歯を折った自分としては
うんせ
うんせ。
長女なーさんはこんな晴天の空気が久しぶりなのか
下山後はお土産屋さんへ。
でも我が家は食べ物の方みたいで。
小布施落雁。
これは自分は大好きなのですが
我が家でこれを食べるのは自分だけ。
さすがにまるまる30個を自分ひとりで平らげるわけにもいかず
いなご甘露煮。
小さい頃は大好きでした(笑)
みんな同じようにどこでも食べているんだろうと
思っていました。
でも田圃でとってきたイナゴを巾着袋に入れて
蜂の子の缶詰。
自分の父は好物だったようで。
イナゴは多少理解出来ても
信州系の血を引くバヤシ家。
…ですが、この辺りは色々へだたりがあるようで^_^;
昔、自分が小学校低学年だった頃
父が信州への帰省土産で買ってきた
鯉コクをグロテスクさのあまり、誰も箸をつけず
寂しそうに一人、大きな鯉を食べる父の背中を
いまだに忘れません。
すずらんの花を販売していました。
我が家には株分けしてもらった
ニッコウキスゲがあるのですが
駐車場へ戻ってきました。
入笠山の山旅はここまでですが
車で数十分。
今回、二度目の訪問になります。
前回は南アルプス天然水の工場を見学させていただいたのですが
今回は見学ツアーはすでにどれも時間切れ。
南アルプス サントリー工場の森。
でも自分には周囲の景色が何より素晴らしくて。
洋酒天国。
まだウィスキーに馴染のなかった日本に
トリスバーを作ったり、CMキャラクターを作ったり
広告宣伝が得意な企業として昔から
名の上がるのはサントリー、パナソニック、セゾングループ。
サントリーのCMの上手さには
見せるとは魅せること。
ここでヨメが気になっていたウィスキーの
わずか15mlですが
…というか「白州25年」って
15mlで2900円って…
普通にのんだらどんだけ…
どうせだったら白州25年を2900円で
飲むのかと思いきや庶民派の我が家。
試飲にはお水も付きます。
以前はウィスキーが大嫌いだった自分。
でも、こちらの工場見学をして以来
ウィスキーを口に含み度にこの森を
思い出すような気がしてすっかり
好きになってしまいました。
さて、そろそろ帰りましょう。
最後に立ち寄った売店。
なんだかんだ言って
山は天気に恵まれなかったけど
後部座席で疲れて眠る子供達はすっかり大きくなったけど
どこか昔のままのような。
そんな帰り道にみつけた鯉のぼり。
蔵出し山行記録 入笠山編はこれで最終回になります。
最後までお付き合いいただき有難うございました

























































