(前記事からの続きです)
不要不急の外出自粛の中
こんな時でもないとなかなかアップ出来ないなと
過去の未稿レポを今頃になってアップしています。
では今から1年半前。
紅葉の季節の燧ヶ岳。
尾瀬沼のほとり、ここから長英新道へ入ります。
いよいよ、ここから「山の中に入る」という感覚が
高まります。
天候が今一つなこともあって
このあたりはまだ歩きやすい道。
なのでついついペースが上がりますが
いでたちからして年配の方のように見えますが
それに自分は今日はロングコースの日帰り山行。
「やはりこれくらいのペースで歩かないと
いけないんだろう」と思いはじめ
いつの間にかペースを合わせて歩くように。
しかし速い!速い!
ここで数名のパーティーに遭遇。
先ほどの先行者はまるでF1のレースで
周回遅れのマシンをパスするかのように
それならば、と自分も更にペースアップ。
おや、ここも合目表示があるのですね。
歩きやすかった道もこの頃から
段々と山道らしくなってきました。
そしてようやく、ここで先行者をコーナーで捉え
更に追いつかれぬよう
(写真を撮りながらも)背後から気配を感じると
ついつい脳内に1992年のセナVSマンセルのデッドヒートを
思い浮かべる。
……っぜはー!ぜはー!
めっさ息切れた(笑)
これでしばらくは追いつけまい
って熊避けになるべくダンゴで行く作戦が
変わってしまっている。
ここからは本来のペースで景色を見ながら(ガスってるけど)
3合目通過。
階段に貼られているので
4合目通過。
ここも階段に標識が貼られています。
道床に岩が増えて来ました。
木道だった歩きはじめから比べると
気温が涼しいせいか
この日はわりと好調。
すると突然、青空が!
しかし、まだ10月初旬。
空が晴れた途端に急激に暑くなりだしました。
うーん。
出来れば今はまだ涼しい方が良いから
曇っていてくれた方が良いかな
…なんて思った瞬間、叶ってしまいました。
ふとみればいつの間にか先ほどデッドヒートを
繰り広げていた先行者が抜いて行きました。
でも、もう充分ペースは稼げたので
まずは目指すはナデッ窪の分岐点。
この辺りから高い木が少なくなり
ようやくここまで来ました。
ナデッ窪分岐点です。
ここからはしばらく歩きやすい道。
しかし頂上へはまだまだ。
もっともこれくらい涼しい方が
そして上の方にどう見ても
歩いている途中ではなさそうな登山者の姿。
ガスガスの山頂。
「今はまだガスってて」という願いは速攻で叶ったのに
しかしやはり山頂は寒いな…と思っていたら
風邪ひかないかな^_^;
でも燧ヶ岳の最高峰はここではありません。
この先、ここから約20分の柴安嵓(しばやすぐら)まで
ガスはますます濃くなるばかり。
いったん下ってもういちど登るのですが
天空の木道
最後の登り。
よく見えないけどきっと
あの先が山頂。
燧ヶ岳最高地点
今回も長かったー!
次回に「下りたら晴れた」編に続きます























































































