双六岳(9月)③(シシウドヶ原~鏡平山荘) | 山と暮らしの備忘録

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変な人が書いている軽登山を中心にしたかなり気楽なブログです。
山以外のことも時々織り交ぜて書こうと思っています。

(前記事からの続きです)



9月のシルバーウィークに歩いた双六岳。

車中泊では布団の中で寒くて仕方なかったのに

陽が出ればもう灼熱登山です。

さて記事は小池新道のシシウドヶ原に着いた所から

再開です。



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標高の高い山の9月山行とは

思えないほどの暑さ。

それでもこんな景色が見れると

なんとも爽快な気持ちに。
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ザックとストックを使って着ていたTシャツを乾燥中。

まぁ短時間干したくらいでは気休め程度なのですが…
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行動食は魚肉ソーセージ。

かさばらずお腹が満たされるので

最近の山行では出番多いです。
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しばしシシウドヶ原でまったり休憩。


しかし近くに座っていた方がなにやら足が攣ってしまった様子。

靴を脱いで同行の方が対処されていたようですが

全身が棒のようになってしまい状況は良くない様子。


近くにいた方が薬を渡し、少し休憩しているうちに良くなったようですが…


見ているだけで何も出来なかった自分にもう反省しながら

出発します。
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歩きながら顧みる。

今回はザックには取り出しやすいように

経口保水液を装備しておいた。

すぐに取り出して渡してあげればよかったけど

他の周囲の方がやはり経口保水液を渡していた。

自分が何が出来るか分からなくなってしまった。
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遭難時の対処法だけでなく

こうした熱中症による足攣り対応だとか

他にも捻挫の対応だとか

もう少し知識と予習をしておこう。

そう考えさせられた山行になりました。

ツムラの28番か…覚えておこう。
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暑さは相変わらず。

周囲の方との会話は

「暑いですね」「こんなにシンドイ山でしたっけ?」などなど。
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笠ヶ岳方面を眺める。

時々見せるこんな展望を励みにただただ頑張る。
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立ち休憩をしていると

後から追いついてきた高齢の方と会話。

「今日は色んな落し物が目立つね。

帽子だとか手袋だとか」
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そうだったかな…?

そう思いながらも相槌をうった。


自分が歩いているときは帽子や手袋なんて

気が付かなかったな…


高齢の方は元気にどんどん先へ行ってしまった。
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しかし、帽子や手袋なんて。

自分は首紐付きの帽子だからこうして

落とす事なんて……


ない!!(泣)


さっきまであった帽子がない。

暑さで帽子を脱いでそのまま首紐で

背中にまわしていた帽子がなくなってる!!
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慌てて少し下山!

しかし戻ってみても帽子は見当たらない。。


すれ違った登りの方に

「黒い帽子を見ませんでしたか?」と

尋ねると

「いえ、見かけませんでしたよ」


しまった…

やっちまった。
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風はそんなに強くないから飛ばされはしなかったろう。

道の脇に落ちるより石畳に目立つように落ちる確率が高い。

恐らく誰かが拾い上げてそのまま

持ち出したのかな。

落としてしまった物はしかたない。

誰かが拾ったのなら大事に使ってもらえればと思う。
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しかたない。

しかたない。

そんな気持ちで登り

少し道が広い場所に出た。
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熊のおどり場到着!
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残念ながら踊っている熊は見かけず。
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木道に書かれた熊のおどり場。

字がかすれて「をどり場」に見えなくもない。
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鏡平まであと500m。

あともう少し。
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でも、「あと500m」って標高のことじゃないよな?

そんな変な事を考えながら一歩一歩前へ。
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ザックの肩ベルトが汗ばむ。


ふと目の前に日陰の場所が!

思わず飛び込みたくなりますが

無情にもルートは写真左端の石段を上がる。
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首から下げたタオルはビショビショ。

額から垂れた汗が足元に落ちて

石畳にしみていく。
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ストックのストラップが汗で鬱陶しい。

腕時計のバンドが汗で鬱陶しい。

Tシャツの胸が背中が汗で鬱陶しい。
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石畳を着実に1歩1歩。

そして休む。

体力がひたすら奪われる。
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あともう少しで鏡平…
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その時、足元の石に「あと5分」のマーキング。
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そして最後の坂を登り終わると

道は水平に。
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そして疲れを労うかのような木道歩き。
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池塘も出始めた。

もう鏡平は目の前。
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気のせいか暑さも和らいだ気がする。
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そして、やや唐突にこの景色が現れる。
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やっとついたー!!
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暑さの中を頑張っただけあって

雲一つない青空で鏡池越しの槍ヶ岳を

見ることが出来ました。
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逆さ槍もばっちり…

…ではないな。
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若干、立木が邪魔をする。


鏡池と言えば槍ヶ岳を望むこの景色だけれど

反対側も気になる。
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鏡池の反対側はやや樹木が邪魔しますが

笠ヶ岳が良い眺めです。


鏡池の畔をなぞるように

少しあるけば小屋なのですが

せっかくの好天での鏡池なので

もう少しここで滞在。
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逆さ槍が有名だけど逆さ中岳や逆さ南岳はどうだろう。

ちょっと木が邪魔してムズカシイ。
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テラス全景。

ベンチもあって景色を堪能出来ます。
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到着時刻の記録をすっかり忘れていました。

時刻は10:17です。
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槍ヶ岳はまるで登っている方の姿まで見えそう。

山荘が時々キラッと太陽光を反射させる。
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その時、テラスで休憩中の方が

「テラスの一番奥から見るとちゃんと

槍の先まで池に映せますよ」と。
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これがその場所。

テラス最奥から乗りだしカメラを地面すれすれまで

低い位置にして撮った写真がこれです。
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ここまで綺麗に見えればもう満足。

なんなら「ここでゴール」でも良いな(笑)
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さて10:30

展望はまた明日の下山時に。
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ちょっとピンボケですが

小屋まで少し木道歩き。
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ガーーー!

ガチッ!ガチッ!

ちょうど小屋を修繕されている最中でした。
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池からはわずか。

鏡平山荘に到着!
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ここまでシンドかったー

多くの方がここで名物のかき氷を食べています。
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目の前は(ちょっと木が邪魔しますが)槍ヶ岳の姿が。
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ヤマレコで投稿している方の談では

ここでカキ氷食べて登った方は

熱中症率が低いのだとか。

(あとでよく考えてみると一体どんなデータだ(笑))
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そんなわけで速報編(?)で紹介した

いちご味プラス、ソーダトッピングの

まるでインスタ女子のようなカキ氷登場です
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いい年こいたオッサンがこれを食べる構図は

かなり異様ですね(笑)

他にも宇治金時などもありますが

自分はイチゴ味が好きなもので…



ようこそ鏡平へ。

ここで山バッジを購入しました。
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10:55

まだまだ先は長い。

次のポイントの稜線までは1時間の登り

そこから1時間強の稜線歩き。

単純計算で到着時間は13時過ぎ。

これに休憩時間が加わるし

なにせこの暑さ。

ペースは上げられない…
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そんな事を考えながら池塘の脇を抜け

今回、最も試練の登りだった区間が静かに始まります。
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〈ここまでの行程〉


新穂高登山センター 5:06

お助け風穴 5:18

中崎橋 5:36

笠新道登山口 6:04

わさび平小屋 6:20

小池新道入口 6:43

秩父沢出合 7:39

チボ岩 7:54

イタドリヶ原 8:18

シシウドヶ原 9:17

鏡池 10:31

鏡平山荘 10:57


※せっかく腕時計写真撮ってますが

あらためて時計の写真探すのが面倒なので

ヤマレコ投稿の時間で(笑)






(次回に続きます)