(前記事からの続きです)
台風は関東を通過したものの
しつこく雨が残りますね…
初めはシトシト雨で「なんだ普通の雨じゃん」と
油断していたらあっと言う間に叩きつけるような雨。
これから通過する西日本エリアは
先日の豪雨で被害を受けたばかりの地区。
どうか初期の降りで油断しないよう
では今回も引き続き7月の3連休に登った
白馬岳の記事。
前回ほどではないにしろ
今回も写真枚数80枚越え。
















それでは村営白馬岳頂上宿舎に到着したところから記事再開。
そして頂上宿舎。
さて、早朝から何も食べずに登ってきました。
既に時刻は13:30
カップ麺なども持参してきたのですが
登っている最中にふと思い浮かんだ
おや、もう白馬山荘が見えていますね。
であれば、やはりここで腹ごなしですね。
さて、メニューを見ると
あれっ…
カレーうどんはあるのにカレーライスがない
食堂の壁に下げられたメニュー札が2つ分だけ
不自然にぽっかり開いている。
念のために小屋の方に聞いてみると…
「すみません。ライス品切れしてしまってまして」
( ̄□ ̄;)あうぅ…
あまりに残念そうにしていたのが表情にでてしまったのか
「あのぅ…もし20分以上かかりますが
お待ちいただければ」
「待ちます!」m(_ _ )m
…という訳で
同じようにカレー心だった方が他にも数人。
山小屋の時間は特別な時間
待ったこともすっかり忘れて一心不乱に頂きました。
頂上宿舎さん有難うございました。
今一度ザックの荷物を整えます。
アイゼンや上着を斜面の中で
ここから白馬山荘までのCTは約20分。
小屋に居る時に
周囲の方が「今日、もうテント張る場所ないって!」なんて
会話が聞こえてきました。
そこまでぎっしりには見えませんが
大雪渓から始まった今回の山旅。
あの稜線に立てば本日初めて
杓子岳、鑓ヶ岳を巡るルート
清水岳を経て欅平に下りるルート
谷間に広がるテント場。
丸山へ向け登って行く方の姿
背景に旭岳。その間にどこまでも広がる花畑。
反対側には雪田が。
写真では分かりにくいですが
ウルップ草。
ゴマノハグサ科の多年草。
アリューシャン列島やカムチャツカ半島、千島列島などに分布。
氷河期に日本に南下し、その後高山帯などに生き残ったもの。
「白馬岳というと何故か旭岳だよな」
そう話している人がいましたが
なるほど、自分もそう思うような。
その旭岳の山腹を経て清水岳、不帰岳へ向かうルートに
拡大してみると薄く引かれたベンガラの赤いライン。
そして大きなクレバスを覗き込もうとしている
人の姿。
なかなか近づかない山荘。
ようやく人の姿が目視で確認出来るほど
コバルトブルー。
これ以上ないほど青らしい青。
ふぅぅ…
ようやく小屋に到着。
石積みの円形テラスの頭タオルのオジサンはまるで
ここまで歩いて来た道を振り返ります。
やっとここまで来たよ…
山荘の受付。
白馬山荘は収容人数が日本一。
ちなみに2位はすぐ真下にある村営の頂上宿舎。
収容人数1500人
3位の槍ヶ岳山荘が650人だから
相当な大きさ。
では14:21
ミヤマオダマキ。
小屋の裏手に咲いていました。
イワツメクサ。
風にコロコロと揺れて咲く可憐な花。
山頂までの道のり。
しかしついついよそ見をしながら歩いてしまいます。
ここでも超ローアングルから。
やや生えてきたヒゲが暑苦しい。
ここでも稜線上を歩く人の姿を切り取ります。
それにしてもこの時を含めて自分は白馬岳を
ここから落ちたら…
白馬岳は信州側が断崖絶壁
富山側はなだらかな斜面。
ここに寝そべって昼寝したらどんなに爽快でしょう。
山頂が見えて来ました。
遠く霞む日本海。
黒部川だったか姫川だったかどちらかの河口が見えます。
(すみません。どちら側を向いて撮ったのか忘れてしまって(笑))
ザクっと削り取られた信州側の断崖。
超久しぶりの百名山。
うむ。
またさらに太ったな…
小蓮華岳へと続く稜線。
信州側の断崖絶壁を覗き込む女性。
新田次郎の「強力伝」で有名な山名指示板。
これを担ぎ上げたのか…
良い時間だ。
久しぶりにこれも運んできましたよ。
プロフ画をそろそろ変えようかと
撮ってもらった後姿。
しかしどうにもやる気が感じられないしょぼくれた姿。
ポーズでもとれば良いものの
明日、歩くことになる稜線。
心配な個所がある。
事前の調べでは乗鞍岳から下の雪渓がけっこう怖いのだとか。
写真ではそうは見えなかった。
苗場岳の下山時にも雪の大斜面をおりたが
何がどのくらい違うのか分からない。
今回アイゼンを新調したのは大雪渓もそうだけど
山頂碑に帽子を乗せる写真。
でもUさん。
さて山頂でのまったり時間を堪能し
(次回は山荘ステイ編に続きます。
すっごい分かりにくい雷鳥の
写真も撮れました)













































































