山の記憶(那須岳) | 山と暮らしの備忘録

山と暮らしの備忘録

変な人が書いている軽登山を中心にしたかなり気楽なブログです。
山以外のことも時々織り交ぜて書こうと思っています。


まだ、あの頃は
東北新幹線はなかった。
乗った電車は特急ひばり。
田園地帯の車窓に727化粧品の
立て看板が繰り返し現れる。

時々、白いコンクリートの柱が
等間隔に建てられている。
新幹線の工事だ。

黒磯駅に着く。
もっとトンネルや谷があるのかと
思っていた。
更に先まで続く線路を眺める。

バスに乗り山麓駅へ。
天候は曇り。
ロープウェイが雲の中に消えていく。
シルバーの小さなゴンドラだ。

自分達もロープウェイへ。
ゴンドラ車体が雲に入ると
窓がまるで白ペンキで塗りつぶしたかの
ようになった。
山頂駅から覚えているのは
火山地帯のガスの臭さ。
腐った卵のよう。
あらかじめ読んでいた現地ガイドブックのにあった「九尾の狐」が現れたという場所は何処なのかな、殺生石と言うのは何処なのかな、
山頂からの景色は全くといって良いほど
記憶にない。
下山のロープウェイを降りたら晴れてきた
と言う記憶があるので、多分曇って何も見えなかったのだろう。

下山後は「人形荘」と言う旅館に泊まった。
宿は古そうで建物のあちこちに
日本人形の入ったショーケースがあり
夜はちょっと怖かった。

つい直前まで風邪をひいていたのが嘘みたいに体調は良かった。
次の日は南ヶ丘牧場でソフトクリームを食べた。
牛乳のソフトクリームだ。
馬にも乗ることが出来た。
競馬場のコースみたいな所を
ただ一周するだけだった。

帰りの特急。
黒磯で買った駅弁を食べる。
前の座席の後ろに貼られた弁当のチラシ。
「ホロホロ鶏って何だ?」と思う。

帰り道も田園地帯。
727化粧品の看板がまた
繰り返し現れる。


これが那須岳の遠い記憶。
もう微かな記憶です。





さて、今夜はジャコビニ彗星群の日なのだそう。
スマホに入れたアプリが知らせる。
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それにしても今夜のまた曇りに
なるのかな。