穂高岳《奥穂高岳》8月①沢渡~上高地~横尾 | 山と暮らしの備忘録

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変な人が書いている軽登山を中心にしたかなり気楽なブログです。
山以外のことも時々織り交ぜて書こうと思っています。

ようやく穂高登山の記事に着手です。


8月9日から2泊3日で奥穂高に登った記事です。


例によって写真盛りだくさんで長い長い記事になりますが

写真は極力、撮影順に並べています。

スライドして眺めるだけで登っている気分、登った時の思い出が

再現できれば幸いです。


では、またここからスタート。



沢渡駐車場。

気温は16度。
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駐車場は満車ではないものの、残り台数はあともう少し。

天気は写真では白い空に見えますが良好。

駐車料金は1日600円。
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自宅を出発したのは3時前の深夜。

沢渡足湯温泉駐車場5:47
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駐車場横には足湯の温泉があります。
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帰りに浸かって帰ろうかな…
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沢渡ナショナルパークゲート。

今年もここから。

昨年も一昨年も載せてるんだから省略しても

良さそうなものですが、毎度ここから始めます。
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槍・穂高連峰周辺の山岳遭難発生状況をチェック。

2015年に入って42件の山岳遭難が既に発生しています。

そのうち8人の方がお亡くなりになっています。
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後程出てくる記事に書きますが

涸沢ヒュッテで講話していただいた長野県警の方によりますと

今年は遭難事故の件数のペースが早いのだとか…

そして、この記事を書いている間にも涸沢槍で若い女性の方が滑落事故で

亡くなられたニュースが飛び込んできました…


県警の方はヘルメットを強く推奨していました。


もう一つ気を付けるもの。

ツキノワグマ。

昨年は明神の近くで至近距離で小熊に遭遇しました。

こちらは今年は昨年よりはペースがゆるい様子。
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何度来てもここは大変きれいですね。

シャトルバスは往復で購入。

2050円です。
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…なんて写真撮ってたら既にバスは待機待ち。

あわてて乗り込む。


ザックを前持ちにしながら「すいませ~ん」と奥の方の座席へ。


バスはいよいよ釜トンネルへ入って行きます。

この瞬間が最もテンションが上がります。

あっ、ちなみに今回もちゃんと車の鍵チェックは怠りませんでした(笑)
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バスは上高地へ。

静かな車内にエンジン音と時々入るバスのレシーバー音。
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車窓から大正池。

今回はうまく撮れました。
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やがて、バスは上高地バスターミナルへ到着。

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登山届をここで提出。
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軽い準備運動。

歩き始め時刻は6:50
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観光客の多いここも、この時間帯は登山者が多め。16


千里の道も一歩から。

昨年、雨で撤退した道のりも

またここからリスタートです。
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深田久弥展が行われているようですね。

下山後に見学していくことにしました。
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静かな雰囲気。

空気が凛としています。
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5分も歩けば河童橋。

ここからは屏風のように連なる穂高連峰が…

昨年、ここは雲の中でした。

目指すはここのてっぺん。
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河童橋。
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対岸はホテル白樺荘。
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観光客の夫妻に記念に写真を撮ってもらいました。

でも自撮り写真はアップせず(笑)
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この右の白樺の木が入るポジションがいつもお気に入り。
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ここから横尾まではほぼ平坦な道。
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小梨平を横切ります。
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多くの方がテントの前で朝の支度をしていました。
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こちらもお元気。
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ちょっと展望の良いポイントへ少し寄り道。
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ここからも穂高の展望が素晴らしいです。
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奥上高地自然探勝路。

通称、横尾街道。
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カモがガァガァ鳴きながら流されていきます。
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ペースを守りながら歩きます。

長い長い道のり。
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快調に歩いてきたと思いきや

たまに現れる”ちょっとした登り”でハアハア。
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登山者たちのアイテムチェックをしながら歩きます。

そうしているだけで単調な道も楽しくなります。
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梓川沿いに歩きながら目を引くのは明神岳。
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手前は梓川の清流。

とても澄んだ水の流れ。
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ん、ここは!
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昨年、小熊に遭遇したポイントです。

今日はいらっしゃらないようです。
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今回、あらためて現地で距離を見てみると

おそらく5~7メートル前後だったようです。



明神に到着。

時刻は7:40

上高地から約50分でした。
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明神館前の小さな池。

水面に木々を映し出します。
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明神館にちょっと立ち寄り。

昨年はここで手ぬぐいを購入しましたが、ほかにも

気になるものがないか物色。
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下山時にはこちらから明神池に立ち寄ります。
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では歩みを進めます。

すぐに徳本峠方面への分岐。
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ひとりソロの方がこちらの森の中に消えていきました。
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自分はそのまま横尾へ。
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古池
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ここも美しいポイントです。
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思わず足を止めます。
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突然、道を猿が横切りました。

横切った先の森の中で猿が一匹。

先行して歩いていた子供が喜んでいました。
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反対側の森には親子連れの猿。

子ザルの毛づくろいをしています。
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昨年はここをうつむいて

レインウェアのフードをたたく雨音を聞きながら歩いた思い出ばかり。

今年は晴天に恵まれました。
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逆光気味に撮った写真。

その光あふれる向こうに見えるのは…
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この景色。

梓川が川幅大きく広げ…
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明神岳が目の前に大きく聳えていました。
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徳澤に到着。
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徳澤ロッジは工事中。
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ここも休憩ポイント。

約1時間に一回休憩ポイントが現れるのがうれしいですね。
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徳澤園の前を流れる沢。

ここの水もきれいですね。
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徳澤園。

ヨメから是非、ソフトクリームを食べて写真撮ってくれ、と頼まれていましたが…
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今は朝の8:33。

この時間にアイスを食べるとおなかをこわしそうだから

スルー(笑)
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ちょっと休憩。

その後、横尾へ向けて再び森の中へ。
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少し歩くと新村橋のたもとに着きます。
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方向指示の表示の上になにやら…
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誰が作ったのでしょう…(笑)

なかなか雰囲気の良い細工がされていました。
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何度も何度も同じような景色が現れますが
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見れば明神岳の向きも少しづつ動いています。

横尾ももうすぐ。
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どんどん登山者率が高くなって行きます。
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ズラーっと歩く登山者たち。

まるでツアーの一員になったような…
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道を横切る小さな流れ
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ここでちょっと顔を洗って汗をぬぐいました。
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横尾はもうすぐ。
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屏風岩も見えてきました。
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9:23

ようやく横尾に到着。
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上高地を出てから約2時間半。

今年も長かった~



ここでも大勢の方たちがテント泊。
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そして横尾山荘前には大勢の登山者が休んでいました。

槍を目指す人たちはこのまま直進。

穂高を目指す人たちはこの橋を渡ります。
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ここで長めの小休憩。

横尾大橋を眺めながらのひと時を満喫します。
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(そんなに細かく書かなくて良いのに

次回も多分、細かくなります。

次回は多分、涸沢まで…だと思います)