今月のはじめ、大菩薩に登った2日後のGW。
関西の有名ブロガー・ヤンさんと登った蓼科山の記事です。
今回も例に漏れず長編となります。
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GWの深夜。
ヤンさんは滋賀から前夜出発の車中泊。
そして自分は深夜出発の早朝着。
深夜2時。自宅を出発し中央高速をひたすら西へ。
諏訪で下り、ビーナスラインを北上。
途中、鹿に何度も出会いました。
早朝4時半。女ノ神茶屋の駐車場に到着。
GWながら雨天予報のこの日、駐車場には3台程度…
分かりやすいほど簡単にヤンさん発見。
少々仮眠タイムを頂いた後、山頂に向け出発。
まずは、駐車場から蓼科山を撮影するヤンさん。駐車場から見た八ヶ岳。
「え~と、あれが赤岳だからその隣が…」
蓼科山の登山口。
登り始め。
今まで記事の中でしか見たことない方と歩いているのが何とも不思議な感覚です。
ふと頭上を見上げると熊棚が…
こんな高さまで熊が登るのだから、やはり人間が木の上に逃げても逃げ切れないわけです。
徐々に登りがきつくなってきました。
そして最初のゴロゴロ岩の急登。
1回目の急登を終えると…
蓼科山はまだあんなに遠くに…。
このあたりから残雪が。
自分もヤンさんもショーパンにサポタイ。
このあたりはまだアイゼン未着用。
大抵の山ではこのくらいの斜度になるとジグザグ道で高度を稼ぐと思うのですが
振り返ればいつでもご褒美の風景が見れるのは先日登った大倉尾根にも共通しますが、
思わず息が上がってしまいますが、ペースに気を使ってもらい申し訳ない(^_^;)
ヤンさんの立つ、この写真からも斜度の急さが伝わると思います。
このコースの数少ないポイント。
昔々、富士山の神様と八ヶ岳の神様が高さを競ってケンカし。
お互いの高さを比べるために富士山と八ヶ岳を樋で渡し、水を流しました。
すると水は富士山の方に流れ、
逆上した富士山の神様は八ヶ岳の山頂を蹴飛ばし
そして今のようなギザギザの山になってしまいました。
実際に蓼科山から八ヶ岳を見ながらそんな神話を思い浮かべると
なんとも壮大な話に感服してしまいます。
このあたりから雪もコース上に多く残っているようになります。
ダケカンバの森。
このあとは更に急登に。
久々にアイゼン装着です。
(次回、最後の急登~ゴロゴロ岩と強風の山頂編に続きます)
































