(前記事のつづきです)
またまた今日も画像アップに苦労…
基本的にはピストン登山なので往路と同じ道を歩きますが、
復路もまた様々な絶景に出会えました。
夜遅くまで昔の学校のような山小屋のガラス窓を叩く雨つぶ。
ふと起きだしてみれば、メガネをかけるといつの間にかプラネタリウムのような夜空
まだ薄暗い早朝…
コンタクトを目に入れるのに一苦労…
布団の中でゴソゴソとサポートタイツを履く。
あやうく、その上からショーパンを履くのを忘れ屋外に出そうになる。
まるでスピードスケートの選手みたいだ。
小屋の外で槍に目をやる。
槍ヶ岳山荘の灯りが見える。
ところどころにヘッデンの灯りも…
発電機の音と、山小屋トイレの匂いに囲まれ静かに朝が始まる
また、いつか。
名前も知らない山の仲間
共通項は同じ時間を同じ場所で過ごせたこと。
早朝5時少し前、気温やや寒い。
よし、上高地までもたせるぞ。
下山ってのは早いものだ。
あっという間にグリーンバンドの下部に出た。
ここで朝陽が昇るのをしばし待つ
モルゲンロートとまではいかないが、段々と山々が染まり始めていく
Waiting For The Sun …
ここで槍も見納めになることは往路の道中で知っている。
AM5時35分
さて、行くか。
1、2の3でザックを担ぎ歩き出す
金色の朝陽が輝く道。
そうそう、ここには苦労させられた。
ヘタレてなんども休憩したところだ。
快調に下っていく
雪のあるところ。
ここまで来た、あとは谷沿いに進む。
谷はやがて沢となる。
今のところヒザは快調。
ゴツゴツ道
川原の道。
さらにペースを上げる。
抜かされていた人にも追いつき追い越す
白樺林
ババ平。
登りの方とすれ違うために避けた場所で見つけた箱庭のような景色
ストックをスキーのモーグルのようにポンポン突きながら下っていく。
そういえば昔スキーやってたときはコブ用にストック短く切って使ってたっけ。
逆光で眩しい。
槍沢ロッジ着
グリーンバンド下部から1時間半。
けっこう飛ばしたつもり。
地図上のCTは天狗原から110分。
坊主岩からだと170分。
その間のグリーンバンドから90分だからまあいっか…
登りは遅いけど下りは得意(笑)
それにしても良い宿だったな…
槍沢沿いを歩く。
エメラルドグリーンの流れ。
この前方ををカーブしていた先に待っていた景色は…
もうペースなんて気にしなくなった。
日常では見ることなんて出来ない、今この時間にここにいるから見れる景色。
ターコイズブルーの水の流れ。針葉樹。幾筋もの光線。
やがて、神秘的な景色をあとに、一路上高地へ
(長大な槍ヶ岳記事もあと1回。
登った日から1週間半も経ってるのにまだ書き終わっていない(笑))









































