今回も写真ばかりの長い記事なので
先にペタボタン用意しますね
さて、記事をお読みいただける方はそのままどうぞ
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霧ヶ峰～美ヶ原
今回はいわゆる登山ではなくて
”散策”という感じの旅行です
さて、最近ではすっかり雨男ウィルスに感染したようで
見事に今回もドンヨリ
Kさん（高尾山記事参照）…恨むよ。。。（笑）
まずは、霧ヶ峰のビーナスラインを美ヶ原に向け走りますが
その途中で休憩した駐車場横の細道
未舗装の道が良い雰囲気です
毎回、花の名前を調べずスミマセンm(__)m
名前覚えたらまた楽しいのでしょう
さて車を霧深いビーナスラインを北上し、今回の目的地”美ヶ原”へ
高原美術館の駐車場に着いて車を降りた瞬間
激寒!!
日を避ける場所のない美ヶ原だけに
熱中症対策しか頭になかったので、
それに今回は登山名目でなかったので完全に気を緩めていた！
フリースだとか防寒着の類を全く用意していなかったー(´；ω；｀)
仕方ないので寝巻き代わりに着ようとしていたグレーの地味スエットを
アウター着用
滅茶苦茶かっこわる…
さて高原美術館の隙間を抜けてまずは山本小屋に向かいます
小高い丘にあったレリーフ
これだけ石を乗せられると
なんだか罰ゲームにあっているようだ
牛伏山からの眺め…
だったかな
なんだか細かい事にこだわることがバカらしくなる丘です
深田久弥の日本百名山には
「広闊な山上の草原が果てしもないように続いている
さあ、勝手にどこでも歩きなさい、
といった風に続いている」とあります
まるで空がポッカリ抜けてしまったかのような
大草原。
桁が外れています
今回はガスが濃くなってしまい展望は望めませんでしたが
晴れいれば西には北アルプスの山々が…
槍穂高から白馬岳までの大屏風が一望のもとに…
そして東には八ヶ岳、南アルプスが…
山が好きな人には堪えられないシチュエーションなのです
さて、小さな丘を下りだすと
すぐに山本小屋に到着
”高原バス”という表現がすごい似合うバス停
今回、ここに来た理由は先日、山バッジの記事でも少し登場した実家の両親を
連れてくること。
昔は槍の北鎌尾根や大キレット、ジャンダルムを当たり前のように
登りまくっていた両親ももうすぐ70歳。
足腰を悪くし、今では高尾山でさえ、きっと登頂出来ないかもしれません。
美ヶ原は基本的に道自体は起伏の少ない高原であって
歩くのも砂利道をただ進むだけの丘です
ただ、もう何年も高い岳を見ていない両親に見せてあげたくて
選んだ場所が美ヶ原なのでした
（先日、山バッジをもらいに行ってきた日は、実は今回の
打ち合わせの為でした）
その両親の話では「当時はこの山本小屋（現・美ヶ原高原ホテル）以外、何もなかった」そうで
雪の美ヶ原を三城牧場から3人で交代でラッセルしながら
登ってきたそうです
美ヶ原名物（？）の牛の放牧
なんとも、のぉんびりとした雰囲気です
山本小屋の売店にて
ポテチがパンパンに膨らんでいます
さて、山本小屋で軽い雨宿りを終えて、美しの塔に足を向けます
途中、小屋側を振り返って
こちらは美ヶ原高原ホテル（旧・山本小屋）
風雪に耐えた凄みがあります。
山の上といっても車で来れる場所なので
こんな変わった車に出会いました
オート三輪です
こちらは、小屋で販売していたなめこ塩漬けの味噌汁
激寒でもアイスは別です
基本的に登山のような急な登りはないので
ほどなくして美しの塔へ。
風がビュービュー吹いて
時々濃いガスに消えます
昔は何も目印のない丘での遭難を防ぐ為に鐘を鳴らして知らせたそうです。
今回のようにガスが濃いと「もし牛柵がなかったら絶対迷子だな…」と実感します
塔の手前にある看板
「ここがお昼寝広場です。どうぞお入り下さい」
なんとも脱力感のある看板
「もうどうにでもして」と五体を草の上に投げ込みたい感覚です
でも、こんな寒くて風がビュービュー吹いている中、昼寝は
厳しそうです。
逆に晴れて8月の炎天下の中の昼寝も死にそうです。
秋風の中、口に草を加えてスナフキンみたいに
寝転べば、その草にトンボが止まる…なんてのが似合いそうな丘ですね
小さな池。牛が水を飲みに来ます
塔で鐘を鳴らしたあとは
”塩くれ場”というポイントまで散策
景色はひたすら草原です
本当は王ヶ頭の電波塔が見えるのですが
今回全く姿を現しません
塩くれ場
牛に塩をあげる場所なのだそうです
今回は両親も一緒なのと、あまりの寒さと
きっと王ヶ頭まで行ってもアルプスの展望は望めそうもないので
この塩くれ場で高原美術館の方へ引き返すことにしました
静かにただ風の音だけが鳴っています
小さな花をバックに塔がそびえます
山本小屋の駐車場
あっ！雪上車だ！
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さて2日目
晴れ！
おい！
昨日は全然見えなかった車山もバッチリ
振り返れば蓼科山！
白樺湖ではボートも乗れます
さて、長野といえば
”イナゴの佃煮”
バヤシさんは一応、長野系ルーツの人なので
小さい頃はみんなどこでも食べている食べ物だと疑ってませんでした。
周りは誰も食べないと気がついた日から、食べれなくなりました。
川エビの佃煮みたいなものです
口に足が引っかかる感触を今だに覚えています
さて昨日は全く天候に恵まれませんでしたが
帰り道、山から最高の眺めのプレゼントが！
八ヶ岳を麓から山頂まで
北から南まで一望する最高のパノラマ！
昨日の雨のおかげで空気が澄んで南アルプスも見えます
甲斐駒に北岳、仙丈ヶ岳、違う方を眺めれば中央アルプスも
それにしても桁ハズレの展望に予定以上にここで時間を費やしました
蓼科山も
前記事で八ヶ岳を登ろうとしていた記事を書いていましたが
実はこの日に見た眺めが登りたい衝動を起こさせていたのでした
（結局、仕事でポシャりましたが…）
さて一大パノラマを惜しみつつ高速を途中下車して立ち寄った
明野ひまわり祭り
あ、レンズ曇った…
でもちょっと幻想的でいっか
レンズを拭って改めて撮影
背景の山は先ほどと逆から見た八ヶ岳です
このひまわり畑、スマイルになっています
癒されますね
最後に
芽野市内で見かけた工事看板
ネバダから来ました
あっ、あれは”美容室”でしたね
最後まで読んでいただいて有難うございます