お店のカウンター内に置いてある電話の子機が無くなりました。


誰かがどこかに置き忘れたのかな?


でも、誰も心当たりがなく。。


「そういえば、不審な人がいたんですよね」と、話してくれたのは夜勤スタッフのまっちゃん。


それは、昨日夜中の2時頃に来た若い男性客のこと。


2時間くらい店内をフラフラ歩き回っていて、何も買わずに出て行った…と。


「気にして見ていたんですけど、ずっと見ているわけにも行かなくて…」


そりゃそうよ!


「で、僕が店の奥の方に行って、そのお客さんが見えなくなった時にカウンターの扉がガチャンって閉まる音が聞こえたような気がして…」


見に行ったら、客の姿はなくて駐車場から車が出て行った…と。


うーん。。

気になるなぁ。。


というわけで、防犯カメラを確認したところ…


まっちゃんが店の奥に行ったのと同時にその客が走ってカウンターの中に入り、電話の子機を掴んでそのまま店の外に出て車に乗り込む姿が。。


そして、その車には父親らしき男性が乗っていたのです。


どう書いたらいいのかわからないので、お巡りさんの言葉を伏せ文字にしますが「見た感じ〇〇のようなので、事件にはできないかもしれません」とのことでした。


そして、このあたりの店で同じように何時間もウロウロする男性客がいるとの報告が上がっているということも教えてくれました。


今後の流れについては省略しますが…


私は車で待っている親御さんのことを思ってなんともやるせない気持ちになりました。


これは私の想像なので、もしかしたら全然違うかもしれないのですが


夜中に出かける子供のことをほったらかしに出来ず、もしくは子供に言われて仕方なく連れてきた父親。。


心身ともにくたびれ果てとるんちゃうんかな。。


私自身、精神科で治療を受けていたことがあるし、患者の親だったこともあるので。。


でもまぁ、ひとまず電話の子機は返してください。