夕方次女が弱りきった感じでやって来ました。


「どうしよう。どうしたらいいかわからんけん来た」


相談ごとは保護した子猫のことでした。


買い物から帰って来たら、駐車場でうずくまっている子猫のそばにカラスがいて突きそうになっていた…と。


「キャア〜〜〜!!!」と奇声を発して追い払ったのですが、子猫は弱っていて自分では動けなかったそうです。


ひとまず孫娘ハンナに子猫を預けて猫用のミルクと餌を買いに行ったという娘。


娘の家に様子を見に行くと、近くにある草むらにもう1匹子猫がいたのですが、ササッと逃げて行きました。


たぶん、母猫と一緒にこの辺チョロチョロしていた子猫のうちの1匹やろな〜


保護した子猫はタオルに包まれて孫娘ハンナの膝に乗っていました。


「自分でよじ登ってきたんよ」…と、ハンナ。


ノラの子なのに自分で。。

母ちゃんのぬくもりが恋しいんかな。。


ミルク飲むかな?と思っていたのですが、ミルクをペロペロ舐めながら、餌もちょこちょこ食べはじめました。


お腹が空いてただけかな?


「飼うわけにはいかんよな」と、娘。


「ミリちゃんがおるけんなー」


ミリちゃんというのは、次女と孫達が可愛がっているハムスターです。


「うん」


ミルクと餌を平らげると、子猫はしゃがんでいる私の足元の方にチョコチョコ歩いて来ました。


おお、歩けるようになったな。


そして、そのまま私の靴に前足を乗せてチョコンと座りました。


何アピールしとるん?

母猫とこの辺チョロチョロしとった時は、顔見たらササッと逃げとったのに(笑)


この子衰弱したけん母猫に捨てられたんやろか?

助けてくださいって、すがってきとるんやろか?


そのあと、1回母猫のもとに帰してやろうということになり、次女とハンナがいつも見かける草むらに置いて帰ろうとしたところ、子猫はミャアミャア鳴きながら、追いかけて来たそうです。


その時、カラスが威嚇するかのようにブワサァと飛んで来たとのこと!


うわぁ〜〜〜!!と慄き、いやいや!こんなところに置いとけん!ということになり、連れて帰って来たらしいのですが


そのカラス、子猫のそばにいたカラスちゃう?

ずっと見張っとったんちゃう?


怖っ!!


で、結局今日は娘宅の玄関内で保護して。。


明日かかりつけの動物病院へ連れて行っていろいろ調べてもらって、いろいろ駆除してもらって。。


次女宅で飼うそうです。


結局飼うんかい!!


「命やけんな」…と、次女。


てか、「どうしよう」って言いに来た時にもう気持ちは決まっとったんやろけどな。


たぶん、ハムスターのミリちゃんはうちへお引越しやろな〜(笑)