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桂小五郎読了!



桂小五郎(木戸孝允)って維新三傑の一人の割には…地味だよな…。


司馬遼の「逃げの小五郎」が目茶苦茶かっこよかったので、古川薫作の「桂小五郎」読みました。


地味な理由がわかったよ…。

小五郎さん!!!!!
あんたは不良息子をたくさん持った母親かい!!!!って思ったw


色んな人に頼られ、袖を引っ張られ、自分はひたすら黒子に徹してたわけですね。しかも小言がうるさい感じも母親っぽい(*´艸`*)


大隈重信に宛てた手紙で、ずっと待ってたのに来てくれなかった恨みを込めて

宛先「大苦満(おおくま)」
差出人「鬼怒(きど)」

にしているのが面白かった(゜∀゜;ノ)ノ


この手紙は読み終わったら破って捨てて下さいって書いてるのも面白いね。大隈さんに宛てた手紙だけじゃなくて、木戸さんが書いた手紙には頻出のセリフのようでw


苦労症で神経質で、意外と淋しがり屋な人だったのかなー。


桂小五郎(木戸孝允)は、私には難し過ぎて絶対出来ない事を成し遂げた偉大な人物ですが…妙に親近感のわく人物でもあることがわかりました。


「竜馬がゆく」「燃えよ剣」などを読み終えた後と異なり、「桂小五郎」を読み終えた後は


自分の表情が晩年の木戸孝允の「握りこぶし」のような、しかめっ面になってゆくのがわかりました。



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政治の部分を読み進めるのはとても時間がかかったけど、面白かった。
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「桂小五郎」と「幾松という女」同時進行で。

幾松という女を読み終えました。

桂小五郎と幾松といえば、幕末で憧れのカップルだったんだけど結婚してからは色々複雑だったのね(´;ω;`)


個人的に、人間として目指したいのは仕事に一途な桂小五郎やその他志士たち、つまり男性的な生き方を目指したいんだけど…やはり女としては幾松さんに共感出来るんだなー。自分でも悲しい。


どうせ男の後をついていく女という古いタイプの生き方をするとしたら、この本の幾松さんのような独りよがりの愛情を相手にぶつけるような生き方ではなく、武市半平太の奥さんのように陰ながら尽くしたいなぁ。
自分の誕生日であり、好きなバンドのギタリストの誕生日であり、



中岡慎太郎の命日であり、坂本龍馬と共に埋葬された日。


何かすごい特別な日だ。