3月14日(日)福岡市の天気 曇り  博多港の潮 大潮 満潮 09:29 21:17

博多湾には大きな穴があり、そこにはとんでもない怪物が潜んでいるそうだ。

この穴は室見川の河口の沖に東西2箇所有る。

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『環境局第2委員会報告資料「博多湾環境保全計画(素案)」第2部(計画の内容)第1章(博多湾の現状と課題)』から引用。
http://kankyo.city.fukuoka.lg.jp/shiryo/keikaku/pdf/port/honpen03.pdf)

周辺の水深より9メートルも深く、人為的に掘られたものだ。

1982年~1988年の間、百地浜、姪浜地区の埋め立て事業で、ヤフードーム4.1個分の土砂が採取された。

この穴にはとんでもない怪物が潜んでいる。

そして夏になると姿を現す。

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この怪物の正体は『低酸素水塊』。

生物の存在できない、1リットル当たり3ミリグラム以下の酸素しか含んでいない水の塊。

それが『低酸素水塊』だ。

低酸素水塊の発生は
『穴に室見川から流れ込む生活排水の中の窒素やリンなどがたまる。窒素やリンを栄養源とする藻類が光合成をして繁殖する。藻類はやがて死ぬが、死んだ藻類を好酸素性バクテリア(酸素の大好きなバクテリア)が分解し、その時酸素を消費する。その結果、穴の中の海水の貧酸素化が起きる。』と言ったメカニズムだ。

とりわけ夏季は、海水の低層部と表層部の温度差が大きくなり、海水の循環が悪化する。

このため好酸素性バクテリアの活動がより活発化するそうだ。

夏場の1ヶ月、長いときは半年間、この『生物の存在できない海水の塊』の怪物は穴の外に這い出す。

そして博多湾に広がる。

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福岡県水産海洋技術センターの篠原真寿美先生の論文から引用
http://rms1.agsearch.agropedia.affrc.go.jp/contents/JASI/pdf/PREF/65-1960.pdf)

夏場の博多湾では、これだけ広範囲に生物の存在することが出来ない海水の塊が広がっているのだ。

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ふと絶滅しかかっている『博多湾のカナギ』について思いをはせる。

カナギは水温の高い夏場、砂の中にもぐって夏眠する習性がある。

そこに『低酸素水塊』が押し寄せる。

カナギはどうなるのだろう?

逃げ切れるのか?

『博多湾のカナギ』絶滅へのシナリオが懸念される。

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博多湾奥ではここ数年、カレイ、アイナメも激減している。
http://bouzukakugo.seesaa.net/article/130719848.html)

またメバルも最近あまり釣れなくなったと言う。
http://jazzfish1975.seesaa.net/article/135994177.html)

無関係とは思われないのは自分だけだろうか?

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ただ今年は少しだけ様相が違う。

S埠頭やH埠頭ではアイナメが良く釣れている。

H川やM川の河口ではカレイも良く釣れている。

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そしてメバル。

ポイントはピンだが、ここ数年ではもっとも良く釣れている。

博多湾の復活を期待しながら、小賢しい推論は今週までとします。

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来週は尺上メバルが釣れたら良いなァ。