大人になるにつれて仕事に追われたり、人生に疲れたり、未来が見えなかったり、なぜか哀しくなって眠れない夜を過ごしたり、10代の頃は他人事と思っていた不眠に悩まされるなんて思いもしなかった。


昔は本に夢中になって、読む進むにつれてワクワクが止まらなくて、夜通し読んでしまうことなんてザラにあった。

眠たいまま授業を受けてもなんの問題もなかった。


今は明日のことを考えて早く寝よう、とか夜更かししないようにと健康を気にしたり、本に夢中になることをセーブしてしまう。


休みの日はじっくり本の世界に浸れて幸福だ。

今日読んだ本、久々にワクワクして早く読みたい!!って気持ちになった。

こんな風に感じるのいつぶりだろうと、年を重ねたことを実感して切なくなった。


やっぱり私は喜びとか嬉しさとかよりも、哀しさや切なさを愛してしまう生き物みたい。

でも最近はそんな自分が好きだ。

どう転んでも私は根明な人間にはなれないし、人とずっと居るとくたびれてしまう。


それが私なんだと思ったら、とても楽になった。


人と過ごす時間よりも、本を読むことが好き。

小さい頃は、友達と遊ばなくて親を不安にさせたけど、今はそんなこと気にしなくてもいい。

本を遠ざけた時期もあったけど、私は好きなんだ。これからも本を愛する人であり続けようと思う。