お久しぶりです。日立自動車交通の箕輪です。
気がつけばもう11月に突入しました。すっかり寒くなってきましたね。
北海道では雪が降り始めたそうですよ!
寒さに負けず、しっかりと体調管理していきましょう!
さて、今回は日立の福祉事業でもある、特別支援学校のスクールバスについてです。
特別支援学校とは、知的障害や、身体障害など、なんらかの障害のある学生さんが通う学校です。
学校によっては車椅子の学生が多く、通学が困難な場合があります。
そこで、車椅子に対応できるとっておきのバスを紹介します。

ぱっと見た感じは普通のバスですが、中央の扉にご注目ください!
実はこれ、リフトになっているんです。
この装置によって、車椅子に乗ったままスムーズに乗車可能なのです!

続いてバスの内部です。
椅子がなくフラットな空間です。
必要最低限の椅子は装備されているので、同伴の方にも安心です。
バス内部は一般の路線バスとは随分と違う光景ですね!

こちらは車椅子を固定するための道具です。
床にあるレールに固定して使用します。
3種類の道具と、幅の違うレールの組み合わせで、どんなタイプの車椅子にも対応できます。


装着するとこんな感じです。
最後に歯止めをして完成です。
この状態なら、万が一急ブレーキをかけてしまっても、車椅子が動くことはありません!
車椅子の固定は、簡単なようで難しいです。
瞬時に最適な場所を考えて、かつ確実に固定しなければなりません。
結構汗だくになります 笑
こうした業務を行っていくうちに、さまざまな障害のある学生と出会うことができました。
保護者の方とお話をしていくうちに、お子様の症状についても知ることができ、とても勉強になりました。
これからはもっと、障害のある方のお役に立てる事をしていきたいですね!