ひとつアメリカについて間違いないのは、

アメリカはアメリカがやったダメなことに対して非難・批判をされても、その非難が正鵠を射てたら、甘んじて受け入れる度量はあるけれど、「約束を破るやつは許さん」そんな国。これは確か。

 

だからアメリカは近年の韓国に非常に冷淡なのよ。

 

 

丸ブルーずっと昔から「反日」だったアメリカ

 

アメリカが反日国ということに対し「信じられない」と思う人もいるだろうが、残念ながら昔っからアメリカは「反日」だった。アメリカ2大政党の民主党も共和党も反日。特に民主党はキツイ反日党だ。その一方で「親中」だった。

 

日本が嫌われた直接の理由は第二次世界大戦といえる。

 

そもそもは「黄禍論」という論で、、

(白人の世界を肌の黄色い人種(アジア人ども)が襲い、白人の領土に災いをもたらす。これは元(モンゴル)の襲撃を受けた国(ロシアに今のドイツも含まれる)で生まれ、第一次世界大戦前くらいに、この考えに染まりアジアの国を毛嫌いしてた、ヨーロッパ中にこの論を言いまくっていたのが、当時のドイツ国王・ヴィルヘルム2世だったっけか。)

 

第二次大戦前から白人世界(西欧・東欧・北米)ではこの「黄禍論」が蔓延していたし、イギリスは日本の第一次世界大戦での淡白な態度に腹を立てて、アメリカに「いずれ日本は叩かねばならない国だ」と吹聴していた。 で、第一次世界大戦では日本はドイツと敵対する側に立って、はからずもヴィルヘルム2世が恐れていた黄禍論が的中。ドイツは敗戦国となり、大変な賠償金による大不況にあえぐことになる。

 

 

そんなドイツと何だかんだで組んで(第二次世界大戦)戦って、日本とドイツとイタリアは敗戦国となったのだが、、、

 

この後、新たに作られた「国際連合」はそもそも、この日・独・伊( 特に油断すると経済的にも軍事的にも急激に成長する恐れのある日と独 )を管理・監視するために作られた組織だ。

 

この日・独への締め付けがあった一方で、中国は毛沢東の横暴で大混乱したが、毛が死ぬと、独裁制お生み出す政治体制が毛のような暴君を生み出したのだ。と、数人による合議制に変更。 一方、経済に関して中国はアメリカにすり寄り、まるで教授に従順な学生のように振舞い、

 

アメリカはというと、中国の従順な振る舞い(ウソなのだが)、それと格安な労働力の魅力に惹かれ、アメリカは自国企業の支社や生産工場を中国に置いた。つい最近までアメリカの中枢部の高官たちの多くが「パンダハガー(パンダを抱っこする者=親中派)」だった。

 

でも今は違う。

パンダハガーたちの多くはホワイトハウスから追い出され、追い出しにくいものは閑職に回されている。アメリカは本格的な「反中包囲網」に腰を据えて取り掛かっている。

 

 

丸ブルー中国の「同盟関係」はどうか?

 

 翻って中国の「同盟国は?」というと「偽りの恋人」のキャッチフレーズが似合う「ロシア」だろう。中国とロシアは同盟を結んでいるが、一方で中国と敵対しているインドとベトナムにロシア製の兵器を売り渡している。 

 

名目上は西側だが、中国とロシアの経済力と軍事力を前にすぐに日和ってコウモリ外交も国際条約違反も抵抗なくやってしまう韓国。

 

あとは貧しくTOP(指導者層)が腐敗している国々しかない。

 

中国が長けているのは。貧しく腐敗した国の指導者たちを更に腐敗させることだ。

 

この中国を追い詰めるにはどうしたらよいか?

行うは難しいが、プラン自体はシンプルそのものだ。腐敗した指導者を抱えた貧しい国に「正しい投資」をしながら豊かにしていけばよい。

 

結局のところ中国は現代において、大昔のイギリス・フランス・スペイン・ポルトガルがやっていたシーパワーや経済力で他国を恫喝する「前時代の外交」をやっているのだ。 今の時代この中国のやり方は敵ばかりを増やし、世界から孤立するばかりの悪手なのだが、中国は気づいていないし、気づいたとしても方針の転換ができない。

 

 

 

 

丸ブルー最後にアメリカについて

 

本当は戦後、アメリカは日本に日本人を閉じ込め、取引もガンガン制限して、「貧国」状態にアメリカはしようとしていたの。それが変わったのは「朝鮮戦争」。いくら国際戦略の観点とはいえ、米軍に兵士が朝鮮半島の地でバタバタと死ぬ事態に、一番近い日本の産業力が必要になったから。  でも本当につい最近までアメリカは反日だったのよ。

 

その証拠として分かりやすい一つが「竹島(韓国呼称は独島)問題」

 

当時、李承晩が勝手に「李承晩ライン」を引いて、竹島を不法占拠したけど、日本は敗戦国で韓国の暴挙に声を荒げていいかどうかも微妙な立場、その相手の韓国はというと下から数えるのが早いくらいの「貧国」。

 

当時を振り返れば、ボロボロ(敗戦国日本)と貧乏(韓国)の縄張り争いの構図が「竹島問題」だったが、当時のボスのアメリカが一言、両者の間に入れば、竹島のゴタゴタはあの時にアッという間に終わっていたはず。

 

なぜアメリカはそれをしないで韓国の暴挙を黙認したか? 聞くところによると、これが「帝国主義時代以来の大国のやり方」らしい。

 

 

隣国同士が仲良くなると協同する。

協同すると大国に迫る国力になるやもしれぬ。

隣国同士は憎みあっている方が都合がいい。

憎しみあう隣国の間に立って「調整する役」は我が国(アメリカ)のみがやる。

調整役の我が国を通してしか2国間の話が進められない状態は良いことだ。

 

とうことだそうだ。

 

 

 

 

丸ブルーおまけ「ヒトラーは進化論に基づいた人種主義者」

 

ヒトラーは人種にこだわった人物。

ヒトラーはダーウィンの進化論から「人類は世界のあらゆる種の頂点に立つ生物」である。が生物は自然という競争の世界に生きている。人類が生物界の頂点から転がり落ちることもありうる。 この世界の中で頂点にいる人種は我がゲルマン民族(アーリア人種)である。  しかしこの世界にはアーリア人種の長たるゲルマン民族に劣るアジアの黄色人種、近隣にはロマ(ジプシー)やユダヤがいる。 こんな劣等人種たちとゲルマン民族の混血は退化であり、あってはならない。

 

ナチスは人類は進化した生物であり、現在生物の頂点であるが、進化論の観点から考えれば、この先さらに人類は進化して超人になることも、退化して生物の頂点から転がり落ち、地球にいる多くのけだもの一種に戻ってしまう事もありうる。とし、現状最も優れたアーリア人種の頂点のゲルマン民族と劣等人種の混血などあってはならない。それは人類の退化である。と唱えたのだ。

 

というわけで、ユダヤ人を大虐殺をした。

 

それがどうして劣等人種国であるはずの日本と組んだのか?ヒトラーの頭の中では日本人は進化論でも黄禍論でも劣等人種だが、彼が支持し、ヒトラーが著した本、「我が闘争」の中に書いてある「生存圏(レーベンスラウム)」という言葉の生みの親であり、日本通でもあった、ヒトラーに地政学を授けた師、地政学者のカール・ハウスーホファーが「地政学観点からドイツは日本とソ連は組むべき相手」と提言したからだという。という流れから「日本人は見下すべきアジア人だけど「特別枠のアーリア人」ということにしておこう」ということにしていたらしい。