もう根は広がっている。

 

 

丸ブルー沖縄反基地デモに韓国の団体が現れる

 

2019年1月中旬。

韓国『 平和オモニ(母)の会 』のメンバーが揃いのピンクのトレーナーにハングル・英語・日本語が混じったスローガンゼッケンや大断幕を掲げて、那覇市中心部の沖縄県庁前や普天間基地がある宜野湾市などでデモンストレーションを展開。  何故、米国と同盟を結んでいる、他国の団体が日本の米軍基地の反対運動に?と思うがこれら団体の正体が北朝鮮のチュチェ思想を信奉するチュサッパ( 主思派 )系の団体となると納得できる。

 

『 平和オモニの会 』は辺野古地区の『 普天間基地施設 』の埋め立てが進んでいるキャンプシュワブのゲート前の米軍車両の出入りや工事車両の進入妨害にも参加した。

 

同年5月の17日

『 沖縄祖国復帰47年』で左派陣営による『 平和行進 』が行われたが、ここに韓国の『 ミュンジン党(民衆党) 』ののメンバー15人が参加。 米軍基地や辺野古のキャンプシュワブ前でシュプレヒコールを行った。

 

沖縄でチュチェ思想研究会および親北派が跋扈し、日韓のチュチェの思想に染まった活動家たちが自在に活動する状況は安全保障上大きな懸念となっている。

 

 

 

丸ブルー沖縄の韓国・親北団体の受け入れ口

 

沖縄大学名誉教授の平良(たいら)研一氏は普段から、安倍政権の安保政策を徹底して批判し続けていたチュチェ思想信奉者。  

 

『 金日成・金正日主義研究 』において氏は『 沖縄にある米軍基地はアメリカが東アジアを侵略する上での拠点として位置づけられており、侵略を目的とした邪(よこしま)な意図で設置されています。( 2016年10月号 P105 )と言論の自由が認められている日本とはいえ、ここまで現実との認識がかけ離れた人物がいて、しかもそれが大学教授とはと驚かされる。彼から学んでいるであろう彼の大学の教え子はどんな教育を施されているのだろうとちょっと想像するだけで暗澹たる思いになる。

 

こうした人物が関係しているのが『 沖縄の自主の会 』そして沖縄には『 チュチェ思想研究会全国連絡会 』もある。 この会は『 チュチェ思想信奉者たちの総本山 』。会長は沖縄大学名誉教授の佐久川政一氏。

 

佐久川氏は沖縄問題の解決にチュチェ思想は重要だと説き、『金正恩が体系化した金日成・金正日主義に学び、チュチェ思想の旗を掲げて自主・平和の日本と沖縄を目指していきましょう( 金日成・金正日主義研究 153号 P24 ) などと述べ、とにかくチュチェ思想と沖縄問題を絡め、沖縄県民の脳内にチュチェ思想を刷り込み、正義の味方の振りをしながら、米軍完全撤退、沖縄日本からの独立を叫ぶように沖縄県民を煽り続けている。

 

 

 

丸ブルーチュチェ思想新春セミナー

 

那覇市内では少なくとも2000年代から毎年『 チュチェ思想新春セミナー 』が開催されている。  2019年は1月12日に那覇市内のホテルで開催。 他県民を含む100人以上が集結した。 行事はチュチェ思想研究会幹部の時局の講演や朝鮮大学教授による『 金正恩委員長の新年辞 』で、その中身は新年にあたり北朝鮮国民に最高指導者から語られる対外政策。内政の基本方針など。  翌13日には『 日韓の歴史を考える 』というテーマで韓国から自称元慰安婦を招き、福岡県の朝鮮総連民族歌舞団メンバーによるコンサートを行っている。

 

 

参加メンバーを過去情報と朝鮮総連の機関紙『 朝鮮新報 』の記事と合わせて照合すると、チュチェ思想研究会の幹部メンバー以外では、沖縄県職員組合委員長、米軍基地従業員組合( 全駐労 )マリン支部などの委員長と役員、沖縄バス労組委員長などの労働運動関係者。  さらに『 辺野古新基地反対 』で座り込みや海上での工事妨害を展開する運動の中心である『 沖縄平和運動センター 』の歴代事務局長が参加。

 

さらには毎回必ず東京の朝鮮総連本部から国際統一局長が参加し、あいさつをする。正に北朝鮮の最高指導者を崇め奉るメンバー達による北朝鮮の対日・沖縄工作の現場だ。