ここもにニュートラルの見方でちゃんとやっているのか精査する必要がある。
科研費問題
文科省の外郭団体である独立法人日本学術振興会の科学研究費助成事業( 学術研究助成基金 / 科学研究 補助会 )人文学・社会科学から自然科学まですべての分野にわたって、基礎から応用まであらゆる『 学術研究( 研究者の自由な発想に基づく研究 )を格段に発展させることを目的とする『 競争的研究資金 』ピアレビューにによる審査を経て、独創的・先駆的な研究に対して助成がなされるものでお金は政府が交付するものだ。
この話の前にいつもの『 覚え書き 』を。 これを見ると後の話が進めやすい。
北海道大学アイヌ先住民研究センター
北海道大学内にある研究センター 先住民とされるアイヌの研究をしているところ。『 アイヌ民族教育に関する総合的な研究 』について研究をしており、研究費は科研費で賄っている。
朝鮮大学の『 アイヌ枠 』
朝鮮大学には何故か『 アイヌ枠 』という入学枠があり、この枠に大学入学希望のアイヌは入れる仕組み。 このような入学枠があることはこれまで非公表だった。
沖縄大学の『 マイノリティ入学枠 』
沖縄大学には朝鮮大学のアイヌ入学枠をモデルにした『 マイノリティ入学枠』を作っている。ここには部落関係、在日の韓国・朝鮮人、そして『 アイヌ 』が入れるようになっている。
砂澤陣
世界的に有名なアイヌ人芸術家『 砂澤ビッキ 』の息子。 元アイヌ協会委員だったが、公金漬けで自堕落になり自立心を失っていくアイヌ同胞たちの姿に嫌気がさし、そのような状況を作り出した協会と対立、退会させられる。その後、アイヌの問題などを取り扱った『 北海道が危ない!(育鵬社) 』を2016年出版。
成田得平
チュチェ思想信奉者。 肩書はアイヌ伝統工芸士 『 自分が生活においても運動においても展望が見えず、大変苦しいときに、チュチェ思想に巡り合いました。 ( 季刊理論誌『 金日成・金正日主義研究 』 2014年4月 )と書いており2012年初の訪朝の時、向かう機内で金正日著の『 革命と建設において主体性と民族性を固守するために 』を読み感動。 『 チュチェ思想はアイヌ民族や世界の先住民族がこれからの運動を推し進めていくうえでも、学ぶべき普遍的な哲学思想であると確信しています 』 と書いている。
アイヌ研究に落とされる多額の研究費の行方
アイヌ研究は北海道大学のアイヌ・先住民研究センターが拠点だが、ここの学者が『 アイヌ民族教育に関する総合的な研究 』について科研費を使い研究。 調べてみるとここの科研費の一部が西東京・朝鮮第一初中級学校の校長に流れていたことが判明。 これは日本が北朝鮮に課している『 制裁決議違反 』である。 朝鮮学校は北朝鮮の組織で、校長は朝鮮総連の役員であるからで、結局日本政府が払う科研費が回りまわって北朝鮮に流れていた。
朝鮮大学は『 朝鮮系アイヌ 』というポジションをうまく利用して、アイヌ入学枠を既に作っている。一方、沖縄大学も朝鮮学校をモデルにした『 マイノリティ入学枠 』を作る。
アイヌ問題に詳しい砂澤陣氏によると北海道アイヌ協会が沖縄大学入学を希望する者を募り。そして入学希望者とアイヌ協会役員が同行して沖縄大学の見学の名目で沖縄旅行に来るという。 かかる費用のほとんどはアイヌ協会が負担。 アイヌ協会役員は入学希望者の大学見学に少し付き合った後は、帰るその日までゴルフに出かけているという。
一方、研究センターの学者はチュチェ思想を応用して『 沖縄先住民族論 』や『 アイヌ先住民族論 』の研究をする。 沖縄は研究外のはずなのに。 その費用も科研費から出されている。 つまりチュチェがらみの運動資金のほとんどが日本国の税金で賄われている。 社会的な肩書をも持つ者たちを利用しながら、税金を引っ張り出して食い物にするシステムをあらゆる方法で作っている。
この交付金を国からひねり出し、その金で日本を損なう活動をするという手法は日本の左翼系団体にもみられるもので、あいちトリエンナーレ問題にも『 芸術利権 』がからんでいる。
日本が嫌い、日本はダメだと批判ばかりする者らが、なぜか国から金を引き出すことには必死になるというのはどういうことか。 チュチェ思想の場合、その理念は『 自主・独立 』なのだが、お金の自主独立は全くしようとせず、対立する国の金をとることに血道をあげている構図が透けて見える。