143.魔都の夜景
今年の3月、上海に行く機会がありました。
上海はかつて、と言っても、戦前、戦中のことですが、『東洋の魔都』と呼ばれていました。
その頃、既に大都会であった上海は、都市の闇の部分も大きかったため魔都と呼ばれたそうです。
当時も華やかだった上海ですが、とりわけ米英の共同租界があった外灘は、魔都の中心であり、いまでも当時の面影を残すような西洋式建築が建ち並んでいます。
外灘は黄浦江(河の名前)に沿ってあり、英語ではバンドとも呼ばれています。
魔都を代表する外灘は、いまはきれいなネオンが輝く観光地のメッカに変身しています。
せっかくの上海。
久しぶりの上海。
ぼくには、秘かな「企み」がありました。
そう、この東洋の魔都・外灘の夜景を撮るということでした。
今回は、狙って撮った上海、特に外灘の写真をご紹介します。
黄浦江に浮かぶ遊覧船が美しいでしょう。
上の写真の真ん中、時計台がある建物が江海関(上海税関)です。
その左は、旧香港上海銀行ビル(上海浦東発展銀行)、右は旧交通銀行ビル(上海総工会本部)です。
これらの建物をポイントにして、構図を作りました。
外灘の昼間の様子は下のような感じです。
当時の面影を少しでも出すため、色彩をモノトーン的にした上で、コントラストを強めています。
もう少し広角的に紹介すれば、下の写真のようになります。
黄浦江の左側に見えるのが、現代上海を象徴する浦東地区です。
浦東地区には高層ビルが建ち並んでいます。
朝日が昇る頃に撮りました。
もう一度、夜景の写真を紹介しますが、これらは露出時間を長めにして撮った写真を数枚合成して作成した作品です。
ポイントは遊覧船の動きで、これが、ずっと心で温めていた構想なんですよ。
次の写真は、約一時間かけて撮った写真(十数枚の長時間露光)を合成した苦心作です。
夢の世界に連れて行ってくれるみたいでしょう~~。
いかがでしょうか~。
さて、その外灘で、朝日も撮りに行きました。
次の日の早朝、外灘で三脚をしっかりと立てて、いつかいつかと夜が明けるのを待っていました。
夜が明け始める前の幻想的な雰囲気の作品からどうぞ。
そして、夜が明けて、日が昇ってきた時刻の写真です。
浦東地区のシンボル・東方明珠テレビ塔に朝日が差し込んでいるのが確認できると思います。
朝日が昇り始めた頃、外灘では、たくさんの市民が太極拳に勤しんでいました。
かつての魔都も、いまは平和ですね~。
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