原点に還る
東日本大震災支援:TeamFitnessのチャレンジ「西から東へ!」
営業成績があがらない、ということはセールスマンにとって苦しいことだけれど、
セールスマンにとって一番恐ろしいのは、お客様がないということだ。
駆け出しの頃、リストもない、人脈もない、土地勘さえない大阪で、一から新規開拓セールスをしたことがある。
販売するのは、20万円の浄水器に、40万円の掃除機、そして50万円の布団。
日中はオフィス街の企業を廻り、夕方には薬局にタバコ屋さん。
日が暮れてからは一般家庭。
とにかく、1日中、手当たり次第にドアを叩いた。
夜半にはバーやスナック、とにかく人が集まるところにはどこへでも出掛けて、デモンストレーションをやった。
深夜、誰もいなくなったら交番に入って、宿直室で掃除機の説明をしたこともあった。
今思うと、無茶で無謀、若いからできたことばかり。怖い思いもたくさんした。
だけど、今よりはるかに気は楽だった。
だって、見渡す限りすべての人たちがお客さんに見えたから。
けれど今は、時々途方に暮れそうになる。
「苦悩は人生の一部である。苦悩を否定することは人生を否定することである」
ハブラック・エリス(心理学者)
お客様がいないのではない、見えていないのだ。
お客様が見えないのは、見ようとしていないからだ。
かつて新人研修で伝えた言葉が還ってくる。
もういちど、原点に立ち戻ろう。