鳥取砂丘の夜明け



少年少女は夢を追いかけた
何が正しく何が間違いが分からず
彷徨い続ける迷路に迷い込む

青年は自分のプライドに重きを置いた
否定される事を嫌い敵を増やし裏切りを
許さないままやがて大人の階段を登り続け自分より弱者を蔑み続け闇に堕ちる

中年になり彷徨う闇が自分の造り上げた
物だと気付き始めるも出口が分からない
ただ遥か遠くに光り輝く物を目指して歩き始める

更年で自分の造り上げた物がプライドだと気付き邪魔する心の壁を撃ち破る
もっと早くプライドを打ち破れたら
どんなに良かったかと少し後悔する
そして
生きた証を残し幸せを掴みとる

それが心の階段

さぁ
心の芯は残して
要らないプライドを打ち破れ