昨日、東京丸ノ内の「My Plaza」明治生命館1Fラウンジにて、「永井公美子&矢島愛子スプリング デュオコンサート」が行われました。
このコンサートは、先月のモーツァルト・サロンのコンサートの際に永井さんにお聞きしたもので、永井さん矢島さんのお二人のコンサートに伺うのは実に7年ぶり?でした。
今回の会場は、明治生命館1Fラウンジでしたが、重要文化財に指定されているほどの由緒ある建物で、重厚でクラシカルな雰囲気が実に印象的で、たくさんのお客様が早くからお見えになっていました。
私は20分ほど前に到着しましたが、最前列はすでにいっぱいで2列目に座りましたが、演奏中のお二人のお顔が良く見える席を確保できました。
今回のコンサートは無料で50分間のコンサートでしたが、クラシック初心者から上級者までが楽しめるバラエティに富んだ内容の濃いプログラムでした。
シューマン:3つのロマンスOp.94 第2番
モーツァルト:ヴァイオリンソナタ 変ロ長調KV.378
ショパン:幻想曲 へ短調Op.49(ピアノソロ)
チャイコフスキー:ワルツ スケルツォ Op.34
マスネ:タイスの瞑想曲
モンティ:チャルダッシュ
まずは、寄り添って歌われるようなシューマンのロマンスと、格調高く明るく華やかなモーツァルトのヴァイオリンソナタ。
ショパンの幻想曲では、矢島さんは「この曲は苦手な曲でお客様の前で披露するのは初めて」とお話しになっていましたが、豊かな表現力とテクニックで、まさに宇宙空間にいるような錯覚を感じさせるほどのスケールの大きい演奏が実に見事で感動しました。
また、チャイコフスキーのワルツでは、永井さんは華麗で、いつもながら切れの良い見事なほどのテクニックを駆使し、優雅で洗錬された素晴らしいワルツに仕上げており感動しました。
最後に、マスネのタイスの瞑想曲とモンティのチャルダッシュでは、ヒートアップした心を静かにクールダウンさせ、そしてまたまた最高潮にヒートアップさせるという「静」と「動」の対比が印象的でした。
そして、アンコールはクライスラーの愛の喜び。
お二人から最後に「愛」をいっぱいいただき、会場中が幸福に浸り喜びがこぼれました。
コンサート終了後、お二人にご挨拶させていただきましたが、ここで永井さんから驚きの一言がありました。
「見えた! 手を振ろうかと思った!」
「??」
私は2列目から、前の人の陰に隠れるようにお二人を観ていましたが、永井さんはステージから私の姿が分かったそうです。
驚かそうと思った私が、反対に驚かされました。
そして矢島さん。
2日ほど前に、ラ・フォル・ジュルネのエリアコンサートのスケジュールを見ていたら矢島さんがご出演されることが分かりお尋ねすると、
「5日に出ます!」 という矢島さんに、
すかさず、「行きます!!」 と即答していました。
今年もラ・フォル・ジュルネのエリアコンサートの鑑賞が決まりました。
矢島さんのショパンのプログラムが実に楽しみです。
永井公美子さんと矢島愛子さんは、私のこの日記の一番最初に登場する音楽家の方で、数々の思い出があります。
なかでもお二人との一番の思い出は、私がチェロを習い始めたころ、私のチェロの教本にお二人のサインを頂いたことがありました。
お二人のサインを見ては励まされ2年間ほどチェロを頑張りましたが、現在その教本は開かれることがほとんどなくなってしまいました。
でも、昨日お二人にお目にかかり、お二人の音楽にかける熱い情熱を目の当たりにし、お二人と出会った頃のように初心に帰り、仕事が一段落した頃にもう一度チェロを習おうと思いました。
その時は、お二人のお知り合いにチェロの先生がいれば、ぜひ紹介して下さいとお願いしてみようかなと思いました。