本日は、娘と義兄(家内の兄)とともに、クリスマスコンサート

+ディナーに出かけてきました。


場所は、コンサートがモーツァルト・サロン、ディナーはでぐち

弐番で、東京赤羽の同じビルの1Fと6Fにあるため、コンサート

の終了後すぐにクリスマス・コースのディナーをいただきました。


まずはクリスマスコンサート。

今年最後のコンサートは、東京混声合唱団のメンバーによる

クリスマスコンサートで、ピアノは魚谷絵奈さんという豪華な

共演でした。


本日のプログラムは、


第1部

Ave Maria でたどる合唱の名曲

  ビクトリア作曲

  アルカデント作曲

  ストラヴィンスキー作曲

  ブスト作曲


四つの四重唱曲

別れの歌

ウィーンの歌より

  今、ひとたびの

  ドナウ河に葡萄の花咲く頃

武満徹SONGSより

  恋のかくれんぼ

  ○と△の歌

  死んだ男の残したものは 


第2部

歌い継ぎたい日本の歌より

  花の街

  シャボン玉

  リンゴの唄

  幸せなら手をたたこう


東京混声合唱団クリスマス合唱名曲集CDより

  もろびとこぞりて

  神の御子は

  サンタが街にやってくる

  あわてんぼうのサンタクロース

  恋人がサンタクロース

  ジングルベル

  ホワイト・クリスマス

  きよしこの夜


という、クリスマスにちなんだ曲や日本の名曲がずらりと

並んだ豪華なプログラムでした。



私は、今までプロの合唱団のコンサートに出かけたことが

なく今回が初めての経験ですが、ソプラノ、アルト、テノール、

バスとピアノのハーモニーは実に美しく、歌い手の声量は

サロン内の隅々まで届くほどの迫力あるもので感動しました。


また、皆さんのお顔の表情が実に楽しそうな笑顔で、その

笑顔に引き込まれ、ついつい私のいかつい顔もほころび

ました。

音を楽しむ。

これこそまさに、音楽の原点に触れることができました。



そして、驚きは『別れの歌』。

この曲は、ショパン作曲の『別れの曲』に詞をつけ、あの

新垣隆さんが本日のコンサートのために編曲したものだ

そうです。

この日記をご覧になった方ならご存知のことでしょうが、

私の『別れの曲』好きは半端ではありません。

いつかは自分で作詞し、この曲を歌ってみたいと思って

いたほどなので、プロの合唱によりさらに彩豊かな美しく

進化した歌に、感動のあまり震えがきました。

また、ピアノの魚谷さんのセンスの良さも際立っていました。

編曲により調が変わり、演奏も難しかったことでしょうが、

ピアノ曲としての原曲の良さを失わず、合唱とピアノの

バランスの良さが絶妙でした。



それから、『幸せなら手をたたこう』は実に楽しく感じました。

お客様も一緒に歌に合わせ、「手・肩・足・手をつなぐ」を

繰り返し、段々とテンポが速くなると......。


出来ない方も多くなり、あちこちから笑いが (=⌒▽⌒=)

演者とお客様の垣根を越え、サロン内に一体感が生まれました。



最後にアンコールでは、お客様と一緒に『きよしこの夜』の大合唱。

クリスマスを真近に控え、誰もが大きな声で合唱に加わっていました。



今年最後のモーツァルト・サロンのコンサート。

最後を飾るにふさわしい、思い出に残るコンサートでした。




東京混声合唱団のメンバーの皆さんと魚谷絵奈さん。




中央の三人の左から、バスの佐々木武彦さん。

テノールの川出康平さん。バスの熊谷隆彦さん。



中央の三人の左から、テノールの渡邉隆寛さん。

アルトの小林祐美さん。ソプラノの松崎ささらさん。



左から、ピアニストの魚谷絵奈さん。

アルトの尾崎かをりさん。ソプラノの佐藤祐子さん。




本日は時間の関係でここまで。

ディナーについては、後日改めて書きたいと思います。