以前の日記にも書きましたが、私が好きな楽器は、チェロ・

ヴァイオリン・フルート、そしてピアノです。


『モーツァルト・サロン』では、これらの楽器のコンサートが

定期的に行われるため、毎回至福の時を過ごさせていた

だいております。

中でもピアノは、コンサートには欠かせない楽器の一つです

ので、ピアノに対する思い入れは一段と高まってきました。

私は、まったくピアノの経験がありませんが、もし自分でピアノ

演奏できたら最高でしょうね。

でも、チェロのレッスンでアップアップの状態の私には、ピアノ

を習う余裕がありません。

やはり、お気に入りのピアニストの、素晴らしい演奏を聴くこと

が最良なのでしょう。



さて、本日は神野千恵さんと、白川多紀さんのピアノデュオ

リサイタルが、『モーツァルト・サロン』において行われました。

本日は2台のピアノによる演奏の他、4手による演奏もあり、

実に豪華で楽しいひと時を過ごすことができました。



泡沫(うたかた)日記


本日もいつもの通り、2台のピアノの中央正面の席で、ちょうど

この写真の位置でした。

『モーツァルト・サロン』では、この写真でわjかるように、床を

フローリングに模様替えし、サロンの雰囲気が大きく変わり、

音響効果も格段にアップしました。

そのおかげで、今回の2台のピアノのリサイタルは、豪華で

迫力のあるピアノの調べを堪能させていただきました。



先日の私の日記において、神野さんと白川さんのお二人は、

高校時代からのご親友と書きましたが、正確には高校入学前

からのご親友ということがわかりました。

高校から大学、そして大学研究科からジュネーブ音楽院へと

同じ道を歩み、いろんな苦労を共にした戦友でもあるそうです。

そんなお二人ですので、本日のリサイタルは息がぴったりと

合った最高の演奏でした。


モーツァルトの「魔笛」から演奏が始まりましたが、2台の

ピアノということで、音の広がりが大きく、何とも格調高く豪華

な気分に浸りました。


シューベルトの「ワルツ組曲」は、「万華鏡のようにキラキラした

曲」という白川さんのご説明の通り、実に明るく楽しい曲でした。



また、ドビュッシーの「小組曲」は、4手(連弾)による演奏でした。

神野さんの説明では、「2台のピアノの演奏に比べコンパクトです

が、色々な音が楽しめる」そうで、また、「息が合わないとズレが

分かり易い」そうです。

また、「地味なイメージを覆したい」とお話しされましたが、完璧

というぐらいに息の合った演奏で様々な音を堪能でき、地味な

イメージなどまったく感じませんでした。


「夜想曲より 祭り」は、オーケストラの曲を2台のピアノ用に編曲した

ものですが、色々な楽器の音を、2台のピアノで表現しているそうです。

「この部分は弦楽器かな?」「これは管楽器かな?」などと考えながら、

楽しく聴かせていただきました。


プーランクの「4手のためのソナタ」は、サロンなどでよく演奏される

曲だそうです。

この曲は、演奏中にお二人の手が交差する部分もあり、大変難しい

曲なのでしょうが、淀みなく繰り出される4手は完璧で、連弾の醍醐味

を味わうことができました。


最後のプロコフィエフの「古典交響曲」は、マルタ・アルゲリッチの要望で、

日本人の寺嶋陸也さんが編曲した曲だそうです。

「華やかで元気で、超絶技巧」というお話の通り、もの凄いほどの素早い

指使いとテンポに圧倒されました。


神野千恵さんと白川多紀さんは、以前2台のピアノで共演したことが

あり、その時は「オールブラームスプログラム」だったそうです。

今回のプログラムは一転して『縦ノリ』の曲ばかりで、「私達らしくない」

とお話しになっていましたが、お二人の普段と違うプログラムが聴けて

とても楽しませていただきました。


最後に、素敵なお二人の写真を掲載いたします。




泡沫(うたかた)日記

(左から、神野千恵さん、白川多紀さん)




泡沫(うたかた)日記

素敵な笑顔ですね。