新生児へのビタミンK 投与
厚生省(現厚生労働省)研究班が推奨した新生児へのビタミンK 予防投与を
実施せず、
頭蓋内出血などの重篤な疾患を発症した事例が先日報道されたようですね。
日本を離れていますが、情報はキャッチしている産サポです。
こんにちは。
新生児へのビタミンK 投与
なぜ必要なのか?
「乳児ビタミンK欠乏性出血症」の予防の目的で処方されるケイツーシロップについてお話しいたします。
乳児ビタミンK欠乏性出血症とは、
生後1ヶ月前後の乳児にみられる、ビタミンK依存性凝血因子の欠乏による出血症に対する仮称です。
・生後比較的早期(おおむね1週間以内)にみられる消化管出血(吐血や下血)で「新生児メレナ」
・生後1ヶ月近くにみられる頭蓋内出血
との2つのタイプがあります。
健康乳児が突然の頭蓋内出血を主徴として発症し、
予後が重篤であること、母乳栄養児に多くみられる点が特徴で、
1980 年に厚生省心身障害研究班で予防に関する研究が行われ、
以下の勧告案が出されました。
出生24時間以内、6日目、1ヶ月後にビタミンK2シロップ 2 mg/1ml を10倍に希釈*して 2 mg/10ml として内服させる![]()
新生児へのビタミンK 投与による頭蓋内出血の予防効果には強く
科学的根拠があり、
ビタミンK欠乏による病気、
特に、頭蓋内出血の赤ちゃんを見ることは本当に少なくなったのです![]()
赤ちゃんに対して、薬を飲ませることに抵抗感をおもちの方もいるかと思います。
確かに現在日本の医療では不必要な薬の使われ方があることも事実なのですが、研究に基づいた明確な理由があります。
事実、出血性疾患の減少と言う効果が上がっている事も明らかです。
ビタミンK 投与の重要性
ですね。