【Visconti Homo Sapiens Bronze 万年筆】


エトナ火山の玄武岩とブロンズを使ったボディにパラジウムニブを使った異色万年筆。
他の万年筆とは違った魅力に惚れましたw
趣味の文具箱に掲載された時から気になってたんですが、昨年末にようやく入手しました。
玄武岩とレジンを混ぜた軸とキャップの感触はマットな風合いですがザラザラするような事はなく、むしろスベスベな手触り。
吸湿性が高いので手汗や水分は吸収します。
首軸も同素材なのでインクも吸い込んでしまうので吸入時はちょっと気を遣います。


キャップの開閉はビスコンティ独自方式のセーフティロック式。
インナーキャップにバネが仕込まれてて、首軸の溝にキャップ内のポッチを引っ掛ける様な閉め方。
慣れればワンタッチで脱着出来て便利です。
インナーキャップをバネで押さえるので機密性は悪くない様に感じます。
全長がかなり長いのとリアヘビー過ぎるので尻軸にキャップを挿しての使用は不向き。
尻軸からキャップを外す際、尻軸が回ってしまう事が多々あるので更に不向きな要因になるかと。
重量的にも長さ的にもキャップは挿さずそのまま使うのが適してる感じです。


ペン先はペリカンと同じくネジ式のユニットなので脱着は用意に行えます。
23kのパラジウムニブはビスコンティが「ドリームタッチ」と呼んでるものですが、
個人的にはどの辺りが…という気がしますw
どちらかと言えば軟調ニブですが、そこまで柔らかくはないです。
ビンテージ万年筆に見られる様な筆圧に即反応する柔らかさは皆無。
現代的な柔らかさというか、結構腰が強いので扱いやすいニブだと思います。
書き味は潤沢なインクフローですがザラザラした様な感触があります。
アウロラのザラザラした感じとは違い、ただの調整不足の様な気もしますので、
使い込めば馴染むとは思います。
字幅はEFですがインクフローが多いのでかなり太めでした。

吸入はパワーフィラー方式という、オノトのプランジャー方式の様な機構。
似てる機構だけどオノトの様に筆記時に尻軸を緩める必要はないです。
この辺りは現代的というか使い勝手は良いかと。

個人的にはホモサピエンスが今最も気に入ってます。
ビンテージ万年筆の軟調ニブの味を知ってると物足りなさはあるんですが、これくらいの方が日常的に扱いやすい。
素材感の面白さもありますし、暫くメインで使っていけそうです。