先日、何も予定のない休日を過ごしていたら、広島在住の友人からメッセンジャーが届きました。「暗闇の中で表現されるアート。五感を研ぎ澄まして体験してみて下さい。 」とのこと。

面白そうなので出掛けてみると、原宿の小さなレンタルスペースで開催中の、絵画と写真のコラボ展でした。

普通は最初から固定されている照明がここにはなくて、来場者にはライトやランプが手渡されます。そして、自由に作品を照らして鑑賞するのです。

光の当て方で表情が変わるので、一つの作品の様々な表情を探す楽しみがあり、飽きることなくずっと楽しい、そんな展示でした。

写真をパソコンで何枚か重ねて創るフォトモンタージュは幻想的で、初めて触れるカズキヒロさんの世界観(新宿のネオンに水族館の魚が重なっている作品)に惹かれました。

非日常体験をさせてくれた友人に感謝です。

寒いと家で過ごす時間が増えるけれど、ふらりと出掛けて面白いところ、東京の街にはいたるところにあるんですね。

松尾