皆さん 聞き香という言葉をご存知でしょうか?
古代のインドより中国を通って伝わってきたものだとされています。
仏教でお香文化の始まりとされ、香木を直接焚いたりしていました。
日本では発展を遂げ、香道として受け継がれました。
蓋のない聞き香炉に灰を引き、燃えた専用の炭団子を埋めて空気の穴開けて、
その上に銀葉(雲母の板)を置き、
その上に細かく刻んだ香木などを熱して香りを楽しむ形となっています。
白檀や沈香そして各種花などを組み合わせ、
組み香という香りを当てる雅なる遊びもできます。
香といってもほんのりですので、
あてられる人は相当鼻が利く方でないと難しいですが。( *´艸`)
私は銀座の専門店で初心者セットを買ってしまったものの、
単種の香木した焚けていません。(-_-;)
焚くだけでも相当に難しいのですが、
アロマの楽しみ法の一つとして持っております。
冬だと暖かい香炉を手にして香りを楽しむのも悪くありませんので、
皆さんも機会あったらお試ししてみてはいかがでしょうか?(*^▽^*)
最後に北宋 の詩人の黄庭堅 が書いた「香十徳」をご紹介いたします。
- 感格鬼神 感は鬼神に格(いた)る - 感覚が鬼や神のように研ぎ澄まされる
- 清淨心身 心身を清浄にす - 心身を清く浄化する
- 能除汚穢 よく汚穢(おわい)を除く - 穢(けが)れをとりのぞく
- 能覺睡眠 よく睡眠を覚ます - 眠気を覚ます
- 静中成友 静中に友と成る - 孤独感を拭う
- 塵裏偸閑 塵裏に閑(ひま)をぬすむ - 忙しいときも和ませる
- 多而不厭 多くして厭(いと)わず - 多くあっても邪魔にならない
- 寡而為足 少なくて足れりと為す - 少なくても十分香りを放つ
- 久蔵不朽 久しく蔵(たくわ)えて朽ちず - 長い間保存しても朽ちない
- 常用無障 常に用いて障(さわり)無し - 常用しても無害
鈴木