ブログの読者の皆さま、新年あけましておめでとうございます。
2016年は、私も大学から市中病院へ異動します。
そして、周術期センターをゼロから立ち上げます。
期待が9割、不安が1割、わくわく感でいっぱいです。
まずは、今年一年で立ち上げから軌道に乗せることが目標です。
それには、病院職員の皆さまからの、そして患者さんからの信頼を得ることが必要です。
時間は、かかるかもしれませんが、必ず成し遂げたいと思います。
以上が、新年のご挨拶と決意でした。
異動のもうひとつの大きな目的は、臨床現場における管理栄養士の指導者育成です。
年明けの1月9日、10日と、横浜で日本病態栄養学会が開催されます。
その中でシンポジストを担当させていただきます。
テーマは、ERASでもORTでもなく
「21世紀を生き抜くために管理栄養士スキル」
このシンポジストのお話をいただいたとき、場違いと思いました。
でも、まさに、管理栄養士の指導者育成を目標に大学を出る私に
ぴったりのテーマでした。
管理栄養士の活躍できる職場を増やすには
政治力でも、大学の力でもありません。
せっかく、貴重なデータを沢山、目の前に持っているのだから
論文にして、業績にして、管理栄養士の必要性を示して
そのために、統計学をのりこえるのは、必須です。
30分なので、詳しい統計法は教授できませんが
統計学の必要性をお伝えしたく思います。
できるだけ、眠くならないように。
新年最初のワンポイントORT講座です。
今年、ひとつめの論文は、ORTの総説です。
日本生気象学会誌 2月号です。
ORTに関して、日本で出されている原著論文をフル活用しています。
是非とも、これらの原著論文のエッセンスを、ものにしてください。
感染性胃腸炎、熱中症、周術期、高齢者
4大ORT活用分野をコンパクトにまとめて解説しました。
熱中症におけるORTの活用クリニカルパスもおまけに、つけました。