そもそも、考えるだけの方がラク、行動するほうが難しい!!

 

次の質問について考えてみてほしい。。”行動力”がどれほど重要か分かるでしょう。

 

大海に囲まれる無人島に、誰かを連れて行くとしたら、あなたは誰を選ぶだろう?

この先を読む前に、一度 想いを巡らせてみてほしい、、

あなたのパートナーだろうか?それとも友人の誰か?コンサルタントやあなたが知っている中でもっとも頭の良い教授だろうか?それともあなたを楽しませてくれるエンターテイナー?もちろんそうではないだろう。。

 

無人島に連れて行くなら【ボート職人】がいいに決まっている。。

 

理論家や、教授や、コンサルタント、作家、ブロガー、ジャーナリスト、といった人たちは、論理的思考力だけで世界を理解したがる傾向がある。。だが、残念なことに、そんなことは滅多にない。ニュートンやアインシュタインやファインマンのように、思索だけで新しい発見ができた人たちはむしろ例外だ。

 

学問の世界でも、経済や日常生活に関することでも、世界を理解するステップには、見通しのきかない世界と実際にかかわる作業がつきものだ。直接、世界に身をさらすことが必要なのである。だが、言うは易し行うは難し。考えるだけで先に進めないことは私にもよくある。

 

思考の飽和点をとっくに過ぎていても、つい考えすぎてしまう。

どうしてだろう??それは、”考えているだけのほうが簡単だからだ”

 

率先して行動を起こすより、考えているだけ、のほうが気楽だ。実行に移すよりぼんやりと想いを巡らせているほうが、心地が良いのだ。

考えているだけなら失敗するリスクはゼロだが、行動すれば失敗のリスクは確実にゼロより高くなる。ただ考えたり、他人の行動にコメントしたりするだけの人が多いのはそのためだ。

 

考えているだけの人は現実と関わらない、そのため、挫折する心配は一切ない。一方、行動する人は挫折のリスクと無縁ではないが、その代わり経験を積むことが出来る。”望んでいたものを手に入れられなかった場合に、手に入れられるのは経験である”という、この状況を言い表すのにピッタリのフレーズもある。

 

そして、私たちはいつだって、思考の飽和点にたどり着き、あれこれ思索を巡らせておきながらも、結局 意思決定を下すときに、脳は疲れ果て、集中力や決断力が著しく低下し、先入観や思い込みを頼って、非合理的な判断をしてしまう心理効果のワナにはまってしまう。。

 

行動し経験を積んで見なければ、何も学べず正しい回答など得られるはずもないものに対し、あれこれ考えていたはずが、それこそが判断ミスを引き起こす原因にもなっているという話だ。

 

パブロピカソの言葉【自分が何を描きたいと知るかは、描き始めるまで分からない】

 

あなたが人生において何を求めているかを知るためには、何かを始めてみるのが一番だ。このブログを読んで、何か行動を起こしてみようと思った人も、考えているだけではよい人生は手に入らないということだけは常に頭に入れておくとよいでしょう。。