先日、夫と多摩動物公園を訪れました。


蝶が舞う温室、ライオンバスから見た王

のような眼差し。フラミンゴの静かな佇

まい——そのすべてが、わたしの感性に

そっと寄り添ってくれました。


人は多かったけれど、園内が広く、心が

窮屈になることはありませんでした。
スマホを手に取ることもなく、ただ「今

ここ」にいることが心地よかったです。
動物たちは、飾らず、演じず、ただ命のま

まに生きていました。
その純粋な姿にわたしの心は解けました。


HSS型HSPのため刺激を求めながらも繊細

になってしまうわたしにとって、静かな動

物園はまさに「灯りの場所」だったのです。
 

とても楽しい時間でした。

東京動物園友の会にも入会することにしま

した。

友の会・・・
入園料の割引や会報誌などの特典も嬉しい

けれど、それ以上に「命とつながる場所に、

いつでも戻ってこられる」という安心感が、

わたしの灯りを守ってくれます。

 

動物園は、わたしにとって「命の灯りを見

つめる場所」。そして、HSS型HSPのわたし

が「わたしのままでいられる場所」でもあ

ると感じました。

HSS型HSPの人は「静かな刺激」を求める

傾向があります。つまり、深く感動できる

けれど、安心して受け取れる環境が必要な

のです。

🐾 なぜ動物園が寄り添うのか?
1. 命のリアルな存在が、深い感受性に響く
動物たちは、飾らず、演じず、ただ「生き

ている」。その姿は、HSPの「本物を見た

い」という欲求にぴったり寄り添います。

2. 好奇心を満たす「発見」がある
動物の行動、生態、鳴き声、仕草——それ

らはHSSの探究心をくすぐります。ライオ

ンバスで間近に見る迫力、蝶の舞い、フラ

ミンゴの色彩など、五感で味わう発見が豊

富です。


3. 広い空間が「安心」をくれる
多摩動物公園のように広い園内では、人混

みのストレスを避けながら、自分のペース

で過ごせます。芝生スペースも多くありま

す。これはHSPにとって大きな安心材料。

特に多摩動物公園は山の中にあり自然豊か

な場所です。

 

4. 「今ここ」に没入できる環境
動物園は、情報ではなく「命の気配」に集

中できる場所。HSS型HSPにとって、これ

は理想的な没入体験だと思いました。


5. 静かな感動が、セルフケアになる
動物園で感じる「ほっとする瞬間」は、HS

Pの疲れを癒し、HSSの好奇心を満たす。つ

まり両方の気質にとっての灯りになります。

 

動物園にたいしての賛否両論は存じていま

す。

 

でも・・・

 

動物園は、命に出会う場所。

命の声に耳を傾ける場所。
見て、感じて、考える。
そのすべてが、灯りになる。

神様はどのような思いでこの美しい動物たち

をおつくりになったのかなぁと想像を巡らせ

ました昇天