昔の私は、マルタやフィンランド、ギリシャ

など、遠くの国へひとりで旅をしていました。
知らない街の風、異国の教会の静けさ、見知

らぬ人との一瞬の交わり——それらは、わた

しの好奇心を満たしてくれるものでした。

しかしやはり初日は非常に疲れていて、来た

ことを後悔することも多々でした。


でも今は、国内のひとり一泊旅が、わたしに

ちょうどよく寄り添ってくれます。
電車に揺られて、静かな宿へ向かう。途中で

カトリック教会に立ち寄り、祈りの時間を持

つ。それだけで、心が整い、灯りが戻ってく

るのです。誰かと行くのではなく、一人で。

これが大切です。一人だと好きなだけ沈黙の

まま車窓を眺められ、ノートに思いを記して

みたり、ふらっとお店に入ってみたりできる

のです。


わたしはHSS型HSP——刺激を求めながらも

、繊細で疲れやすい気質。だからこそ、小さ

な旅は必要かなと思っています。先に旅の予

定があるだけで日々の明るさにつながります。

今、私のPCには3つ程、旅のプランを置いて

います。具体的にすすめたのはそのうちの1

つだけですが。


新しい風景に触れ、でもすぐに家に帰ってこ

られて、普段の静けさに戻れる。心がふわり

と軽くなる旅です。

 

クローバーHSS型HSPの人にとって旅をするメリット

1. 刺激と静けさのバランスがとれる
新しい景色や体験という「刺激」を与えなが

らも、静かな場所や一人の時間で「安心」を

取り戻せる、絶妙なバランスの場です。

 2. 自分の「本当に好きなもの」に気づける
ひとり旅では、すべての選択が自分自身のも

の。誰かに合わせる必要がなく、自分の感性

に正直になれる時間です。

 3. 情報収集や計画が楽しい
HSS型HSPは、深く調べることが得意で好き

な傾向があります。旅の準備段階で、行き先

の教会や美術館、静かな宿を調べること自体

が、心のワクワクを満たしてくれます。

4. 人との関わりを自分で調整できる
旅先では、必要なときだけ人と関われる自由

があります。HSS型HSPは、初対面の人と打

ち解けるのが得意な一方で、深い関係になる

と疲れてしまうことも。ひとり旅なら、距離

感を自分で選べるので、心が守られます。

 5. 非日常が心をOFFにしてくれる
日常では、音や匂い、人の気配に敏感で疲れ

やすいHSS型HSP。でも、海の音や星空、教

会の静けさに触れると、一気に“OFFモード”

に切り替わることがあります。

 

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