今日は心がへとへとになってしまいました。
予期せず、言い争いをしてしまったのです。
少し重たすぎる時間でした。HSS型HSPの
ため、刺激に敏感でありながら深い関わり
を求めてしまうというわたしは、時に人と
の距離感に疲れてしまうことがあります。
自分でもなさけないような気持になります。
そんな夜わたしは亡きシスターからいただ
いたグリーンのロザリオをそっと握りしめ
ました。その方は、もうこの世にはいない
けれど、私をきっと見守ってくれている存
在です。
そして静かにグレゴリオ聖歌を流しました。
拍子のない、単旋律のその聖歌はまるで呼吸
のように自然です。わたしの心拍と静かに調
和しながら、魂の奥にゆっくり響いていきま
した。
ラテン語の響きが言葉を超えて、祈りそのも
のとして、イエス様に届いていくような感覚。
すると、不思議なことに、心がすっと落ち着
いてきたのです。涙も、疲れも、少しずつ静
けさに包まれていきました。
そして祈りをささげることができました。
グレゴリオ聖歌の癒しのメカニズム![]()
• 拍子がない:リズムに縛られない。
• モノフォニー(一声部):旋律がひとつ。
• 狭い音域:高すぎず低すぎない音。
• 教会旋法:現代の音階とは異なる響き。
• “間”と沈黙:音と音の間にある静けさ。
グレゴリオ聖歌には科学的にも癒しの力が
あるといわれています。副交感神経を整え、
心拍を安定させる音の流れ。HSS型HSPの
ような繊細さにはその“間”や沈黙の美しさ
が、安らぎになるのかもしれません![]()
