私は割と人と会って話すことが好きです。
初めて会う人とも自然に会話ができて、

にぎやかな場もわりと平気。


でも、ふとした瞬間に、帰宅した後に、

ドット心身が疲れてしまうことがあり

ます。深い疲れに気づくという感じかも

しれません。
人の気持ちに敏感すぎて、知らないうち

に気を張ってしまったり、音や光に圧倒

されてしまったり。緊張感に押されたり。

 

そんなとき、私は自然の中に身を置きた

くなります。近所の公園でも緑の木々や

花や虫を見ると心がふわっと解ける感じ

がします。


先日、夕刻の奥多摩の登計トレイルを歩

きました。仲間5人と。
木々の間をそよぐ風、松風草、足元の落

ち葉の音、ひぐらしセミの声。


HSPという言葉を知ったとき、「もしかして

私もそうかもしれない」と思いました。

でも、人と話すのも好きだし社交を求める

ところもある。

だから「ちょっと違うのかな」と思ってい

ました。そんなときに出会ったのが「HSS

型HSP」という概念でした。
繊細だけど、好奇心もあって、社交的な面

もある――

その言葉に、ようやく自分の輪郭が見えた

気がしました。


自然の中にいると、私の繊細さは「感受性」

としてだけ現れてくれます。風の匂いに気

づいたり、木漏れ日に心を動かされたり。

そんなふうに感じられる自分を、少しずつ

「悪くないかも」と思えるようになりました。


社交的であることと、繊細であること。
その両方を持っているからこそ、の良さが

きっとあるリボンはずです。