夏休み、中学2年生の息子と大喧嘩をしました…
というより、
息子が不機嫌になってから元に戻るまでが、ものすごーく長かった。
そして私は、その横にいるだけでぐったり疲れた。
怒ること自体はいい。
思い通りにならなくてイライラすることだってある。
でも、私が一番困ったのは、
「もう帰る。一人で歩いて帰る」
と言われたことだった。
今回は、あの日何が起きたのか。
そして、なぜあそこまで大変なことになったのかを振り返ってみようと思う。
楽しいはずのボウリングで、二人とも不機嫌になった
その日は、義実家に子どもたちと遊びに行っていた。
義母が、「ボウリングに行って、そのあとご飯を食べておいで」
と言ってくれたので、お言葉に甘えて、
私と中2の息子、小2の娘の3人でボウリングへ行くことにした。
娘はまだ小2。
本当はガーターが出ないレーンにしようと思っていた。
ところが私の説明が足りなかったらしく、普通のレーンで始めてしまった。
当然、ガーター続出。
娘はガーターになるたびに不機嫌になる。
そして息子も、もともとボウリングがあまり得意ではない。
思うようにできなくて、
「やっぱりボウリング好きじゃない」
と不機嫌になった。
私はその時点で、
「ああ……2ゲームにしなきゃよかった」
と後悔していた。」
二人ともこんなに不機嫌になるなら、1ゲームでよかった…
娘はガーターなしのレーンにしてあげればよかった…
せっかく遊びに来たのに…
そんなことを考えながら、なんとか2ゲームを終えた。
ちなみに娘は翌日、義母ともう一度ボウリングへ行った。
今度はガーターにならないレーンで。
そして、普通に2ゲーム楽しんできたらしい。
娘は癇癪を起こしても、立ち直るのがとても早い。
「昨日嫌だったから、もう絶対やらない!」
とはならない。
条件が変われば、次の日にはまたやってみる。
息子とは、このあたりがかなり違う。
クレーンゲームで、息子のイライラが爆発した
ボウリングを終え、
「さあ、ご飯を食べに行こう」
と出口へ向かっていた。
すると途中にゲームコーナーがあった。
娘が「太鼓の達人をやりたい」と言ったので、娘が遊んでいる間、
息子はクレーンゲームをすることになった。
ところが、3回やっても取れない。
すると息子のイライラが一気に大きくなった。
クレーンゲームの機械を叩いたり、蹴ったり。
外へ出てからも、駐車場のそばにある岩を蹴ったり。
「反抗期男子は壁に穴を開ける」
なんて話を聞くけれど、
「ああ……こんな感じなのかな」と思った。
そして、ご飯を食べに行こうとすると、息子が突然、
「もう帰る。一人で歩いて帰る」
と言い出した。
「一人で歩いて帰る」は、さすがに許可できなかった
自宅の近くなら、
「分かった。じゃあ一人で帰れば」と言えたかもしれない。
でも、そこは義実家のある他県。
息子には土地勘がない。
しかも真夏のお昼。
帽子もない。
スマホも持っていない。
義実家まで歩けば、1時間半くらいかかる。
いくら中学2年生とはいえ、
この状況で一人で歩いて帰らせることはできない。
だから私は、
「自宅の近くならいいけど、ここから一人で歩いて帰らせるわけにはいかないよ」
と伝えた。
「一人になりたいなら、車で義実家まで戻って、部屋で一人になればいい」
そう提案すると、
「帰りたくない」と言う。
じゃあ、ご飯を食べに行こう。
「嫌だ」。
じゃあどうするの?
そんなやり取りが延々と続いた。
ようやく息子が、
「ご飯食べる」と言った。
だから私は、
「じゃあ行こう」と言った。
すると今度は、
「その言い方が嫌だ」と言われた。
もう、「何を言っても怒るじゃん……」という状態だった。
何度もこのやりとりを繰り返し
最終的には、息子は不機嫌なまま一緒にご飯屋さんへ入った。
私は息子の機嫌を取らなかった。
娘と会話し、息子は不機嫌なままにしておいた。
そして息子がご飯を食べ終わる頃。
「かき氷食べる」と言い出した。
そこからは、ようやくいつもの息子に戻っていった。
私はただただ、
ものすごーーーーく疲れた。
どうすればよかったんだろう。
もっと違う言い方があった?
そもそも2ゲームにしなければよかった?
クレーンゲームをやらせなければよかった?
でも、あとから振り返ってみると、
問題は「ボウリングに行ったこと」だけではなかったように思う。
息子の中でも、
そして私の中でも、
それぞれ違うことが起きていた。
②では、あのとき親子それぞれに何が起きていたのかを考えてみたい。
つづく